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高音質盤との付き合い方 > SACD
SACD

1999年発売の高音質ディスク
DSDというアナログライクな音
現在最もタイトルが多い高音質盤
内容
  • SACDの音はアナログライクなDSD
  • シングルレイヤーとハイブリッド
  • シングルレイヤーとハイブリッドの値段
  • 2chとマルチチャンネル

SACDの音はアナログライクなDSD

所員「まずSACD(スーパーオーディオCD)について教えてください」

所長「SACDはそれまでのPCM系のCD、Blu-ray Audioと違って、DSDという1bit方式を採用している」

所員「PCMはアナログの波形を升目状に細かく分解しているだけなので、視覚的にも理解しやすかったですが、DSDの1bitは仕組みが理解しにくいところがありますね。」

所長「そう、それでもDSDの音質はわかりやすい。デジタル臭いPCM系と違って、アナログレコードのような“アナログ感”があるのが特徴だ」

所員「それがオーディオ・ファイルを捉えました」

所長「暖か味があり、厚みのある音だ。エッジも柔らかい。音の周りの空気感も魅力だ」

所員「それはSACDラボ♪♪に載っているSACDのレビューにも書かれていますね」

シングルレイヤーとハイブリッド

所長「次にSACDの種類について話そう。SACDを購入するときは気をつけたい。SACDにはシングルレイヤーハイブリッドの2種類がある」

所員「どう違うのですか?」

所長「シングルレイヤーはSACDの音だけが入っているディスク。SACD専用プレーヤーでしか再生できない。一方ハイブリッドは、SACD層とCD層を二重にしたもので、1枚でSACDプレーヤーでSACDとして聴くこともできるし、普通のCDプレーヤーでCDとして聴く事もできる」

所員「それは便利です。しかしいくらハイブリッド盤でも、CDプレーヤーでSACD層を聴くことはできないですね?」

所長「それは無理だね。どちらのディスクでもSACD層を聴きたければ、SACDに対応したプレーヤーで聴くしかない。

所員「他に両者で特徴がありますか?」

所長「シングルレイヤーの方が音質に有利という考えがオーディオ・マニアにはある。だからシングルレイヤーはピュアオーディオ(2ch)マニア向けとなる」

所員「今はシングルレイヤーは日本だけが出していますね」

所長「そう。外国レーベルはシングルレイヤーはまず出さない。外国レーベルは新録音がほとんどだから、CDとしても売れるように、ほぼハイブリッドなんだ」

所員「なるほど」

所長「もちろん日本でもタワーレコード限定SACDとかエソテリックのSACDなどのように、大手レーベルから音源を借りて製作するメーカーはたいがいハイブリッドだ。SACDのディスクの種類をまとめると下の図のようになるね」

シングルレイヤーとハイブリッドの値段

所員「シングルレイヤーとハイブリッドで値段は違うのですか?」

所長「シングルレイヤーの方があきらかに価格は高い。ハイブリッドの方が安いね」

所員「シングルレイヤーはSACD層の1層だけなのに、SACD層とCD層の2層入っているハイブリッドより価格が高いのはなぜですか?」

所長「多分シングルレイヤーはSACDプレーヤーを持っている人しか買わないから、売れる枚数が少ないのだ。だから1枚あたりの値段が高くなるのではないか。一方ハイブリッドはCDとしても売れるわけだから、CDユーザーも買うだろう。生産枚数が多くなる分、シングルレイヤー よりも安くなる」

所員「なるほど」

所長「ただSACDの価格は国内盤と輸入盤とでは全然違う。輸入盤のハイブリッドにしたところで、レーベルによって価格は全然違うから、発売されるタイトルでその都度、その価格に向き合うしかない。輸入盤は為替とも関係があって時価だしね」

2chとマルチチャンネル

所長「次はSACDの収録音源について説明しよう。シングルレイヤーやハイブリッドに関係なく、SACD層には2種類の音源が収録可能である。すなわち2ch(ステレオ)とマルチチャンネル(サラウンド)だ」

所員「どちらもSACDプレーヤーで再生できるのですか?」

所長「2ch(ステレオ)はSACDに対応しているプレーヤーならいずれも再生できる」

所員「2chは基本ですからね」

所長「しかしマルチチャンネルはマルチチャンネル対応のSACDプレーヤーであることが必要だ」

所員「どんなプレーヤーがありますか?」

所長「2018年現在、マルチチャンネルに対応したプレーヤーというと、ブルーレイもSACDもCDも再生できる“ユニバーサル・プレーヤー”タイプを選ぶことになる」

所員「それはSACD専用プレーヤーではない、ということですね」


OPPO UDP-205

所長「そのとおり。“ユニバーサル・プレーヤー”のハイエンド商品としては、2018年現在、OPPO UDP-205だけだと思う(廉価なユニバーサル・プレーヤーはあります)。OPPOにはサラウンドの各チャンネル・アウトにアナログ端子がついていることも魅力だ(OPPOは2018年現在、時期商品の開発終了をアナウンスしています。現行商品の販売は継続されるそうです)」

所員「ではSACDはディスクの種類、音源の種類で色々あることが今回わかりました。」

所長「シングルレイヤーかハイブリッドか。2chかマルチチャンネル収録か。先の図のように4パターンがあるわけだけど、それらはパッケージに記してあるから分かると思う。ただネットショップではそこまでわからない。シングルレイヤーはそれ自体がウリになるから、ショップでもまず明記してある。マルチチャンネル収録かは、ネットショップでは分からないことが結構多い。明記しないショップもあるくらいだ」

所員「そういう情報はこのSACDラボ♪♪を見てチェックしてほしいですね(笑)」

所長「いや実のところSACDラボ♪♪もショップ情報以上のことは分からない。それも含めて読者の皆さんと楽しく語らいたいというスタンスだよ」

所員「わかりました」

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