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ご注意 このコンテンツは2004年から2005年にかけて書かれたものです。その後のオーディオ機器の進歩のため、
記事の内容に今日の状況とは異なる部分があるかもしれません。ご承知ください。

目次

スーパーオーディオCD入門
スーパーオーディオCDの音
マルチチャンネル入門
図説マルチチャンネルの響き

問答14 DSDとは?

所長「DSDというのは、ダイレクトストリームデジタル(Direct Stream Digital)の略で、スーパーオーディオCDが使用している録音・再生フォーマットだよ」

新入所員「CDとは違うんですか?」

所長「CDはPCM方式。この変換方式のちがいが、スーパーオーディオCDの音の良さの秘密だね。スーパーオーディオCDのディスクには、みんなDSDのロゴがついているはずだよ(右図)」

オーディオ君「おい、ロゴより、DSD方式とPCM方式の違いについて、具体的に教えてもらいたい」

所長「いいだろう。まず、アナログの音は必ずデジタルにサンプリングされるよね(AD変換)。
 従来のPCM方式では、さまざまなフィルターをかけたり、補正、間引きをして、サンプリングしていった。その間の行程が多い。
 一方、DSD方式はサンプリング周波数がCDの64倍の細かさの2822.4kHz。それを1ビットのデータで、そのまま記録していく。同様に、再生時も1ビットづつ処理していく。そのためDSD方式はアナログローパスフィルターを通すだけという、変換が少ないシンプルな構造だから原音に近いサウンドを得られるというわけなんだ。そこんとこ下図を見てくれ」

新入所員「なるほど、これは違いますねえ」

所長「だろ。スーパーオーディオCDの周波数特製は100kHzをカバーするし、ダイナミックレンジは120dBだよ。CDのように“人間の耳に聞えないという理由で22KHz以上をカット”ということもない。一説では20~50KHzの音は人間に安心感を与えることもあるようだ。自然界にあるのなら、たとえ聞こえなくても入れとけよ、だね。スーパーオーディオCDの空気感や、やわらかい音、つかれない音は、そんなところにも理由があるのかもしれない」

新入所員「なるへそね」

オーディオ君「まてー、話を流すな! だいたい、DSD方式の“1ビットで処理していく”ってどういうことなんだよ? え? 図だって大ざっぱだぞ。詳しく教えてくれ。続きは次回、か?」

所長「いや、“1ビットで処理していく”ってオレにもよーわからんのよ、実は」

オーディオ君「なにぃ?」

所長「開発者じゃないもん、そこまでオレもわからんわ」

新入所員「開き直ってますね」

所長「とにかく、音の内部処理がシンプルだ、ちゅーっことよ。それで良い音が出てるんだから、いいのではないか。図を含めて詳しく知りたい人は、スーパーオーディオCD公式ページのスーパーオーディオCD最新の技術情報を見てください」

オーディオ君「それが所長のアンチョコだな。まあいいだろう。じゃあ次はDSDレコーディングについて教えてほしい」

所長「わーた」(汗をふく)