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ご注意 このコンテンツは2004年から2005年にかけて書かれたものです。その後のオーディオ機器の進歩のため、
記事の内容に今日の状況とは異なる部分があるかもしれません。ご承知ください。

目次

スーパーオーディオCD入門
スーパーオーディオCDの音
マルチチャンネル入門
図説マルチチャンネルの響き

問答25 2チャンネル拡張タイプ

所長「最後のマルチは“2チャンネル拡張タイプ”とした」
オーディオ君「ほう」

所長「これは、まあ便宜上考えたのだがネ。前の二つのタイプに入らないものが、これに入るのではないか、と」

新入所員「説明してください」

所長「おっしゃ。下図見てくれ」

所長「これは、プラネタリウムタイプみたいに、後ろに楽器が配置してあるわけじゃないし、コンサートタイプみたいに、コンサート会場の臨場感をだすほどでもないというもの。ちょっと聴くと2chステレオと変わらないのだが、広がりと立体感、音場感がグッと出る」

オーディオ君「ほう」

所長「言い換えれば、前方の2ch演奏をさらに深く立体的にさせるために、リアも使うマルチなんだ。これがすごく効果がある。これはステレオだマルチだという枠を越えたオーディオとしての進歩のような気もするね」

オーディオ君「ふーん」

所長「なんでも、奥行き感を出すには、2本のスピーカーだけでは無理で、マルチだと可能になるらしい。これに残響音が加わったら最高だよ」

新入所員「なんか、わかる気がする」

所長「どうだったかな? 以上がマルチチャンネルの響きの図説だ」

オーディオ君「でも実際は、今までの3つのように明確に分類されるわけじゃないだろ?」

所長「もちろん。わたしが言いたいのは…」

新入所員音楽の種類、演奏場所、製作者の考え方などで、マルチにもいろいろなマルチがあるということなんですよね」

所長「おや、新人が最後にうまくまとめたね。一本とられた」

オーディオ君「ははは(笑)」

所長「とにかくSACDハイブリッド・マルチチャンネル収録盤なら、1枚でSACD2チャンネル、SACDマルチ、CDと聴けるんだ。“どれもアリ”でその時の気分で聴けばいいんだよ」

新入所員「ですね」

所長「これですべての問答も終了だ。あとはスーパーオーディオCDをどんどん聴いてくれ」

新入所員「わかりました。でも寂しいです」

オーディオ君「俺も。最初は冷やかしだったのに、いつのまにかオーディオの血が騒いで嬉しかった。所長の声を聞かないと…」

所長「ばかやろう。スーパーオーディオCDに耳をかたむけてみろ。そうすれば、わたしの声が聞こえるはずだ」

オーディオ君「所長!」

所長「泣いてるひまがあったら、SACDプレーヤーを買いに行こう。いい音がキミを待ってるぞ」

ふたり「はい!」