ヤルヴィ指揮/ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー |
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ストラヴィンスキー大戦前後の名曲をいろいろ収録ストラヴィンスキーの〈兵士の物語〉は、LPやCDで聴いてきましたが、マルチチャンネルで聴くと格別ですねえ、やはり。というのも〈兵士の物語〉は、そもそも演じられる音楽劇でして、ステージで鳴っているように聞こえると、よりリアルなんです。 〈兵士の物語〉が作曲されたのは、確か第一次大戦中かそのあとで、ストラヴィンスキーはお金がないので数人の編成だけで演奏できるように作曲し、これであちこちに公演にいって収入を得ようと考えていたようです(なにせヨーロッパ滞在中に、ロシア革命で財産がなくなっていまったのだ)。 他に「ダンバートン・オークス」、「パーセル協奏曲」といったストラヴィンスキーが第二次大戦の前後に書いた管弦楽曲が収録されています。 2008.4.16
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