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ユリア・フィッシャー 
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番、第2番


JULIA FISCHER
MENDELSSOHN
PIANO TRIOS. 1&2

輸入盤、Pentatone

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J.フィッシャー(va)
ギラード(p)
ミュラー=ショット(vc)

よくみるSACD用の、角の丸いプラケース。

冒頭のチェロの音に魅せられて

 人気若手ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーを中心としたピアノトリオの演奏。
 で、彼女のことではなく、いきなりオーディオの話で恐縮ですが、このSACD、冒頭のチェロの音に驚かされます。
 すごく厚く、ふくよかな音。
 このSACDは、レコード店のSACD試聴機のヘッドフォンで聴いたのですが、冒頭部分を聴いただけで「即買い!」をしてしまいました。
 SACDでは、チェロの音は倍音が関係しているのか、すごく艶めかしく感じられてキモチ良いのですが、このディスクのチェロは、その最たるものだと思いました。もちろんピアノ、ヴァイオリン、チェロの組み合わせの音も良いです。 
 Pentatone(ペンタトーン)レーベルですので、相変わらずDSDレコーディング、5.0チャンネルのマルチチャンネルも収録されています。
 室内楽は編成が小さいので、家庭オーディオでも無理なく鳴り、SACDの醍醐味が味わえるジャンルではありますね。
 もちろん曲が良いのが第一。メンデルスゾーンは全然未知の作曲家でしたが、この曲は良いと思いました。室内楽のSACDをお探しの方は、候補にどうでしょうか。
 なお、ユリア・フィッシャーは、チェロのミュラー=ショットとのコンビで、『ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲』もPentatoneからリリースしております。

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2008.1.26