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アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ショパン:バラード(全曲)&スケルツォ(全曲)

B0002TKFS6

Rubinstein
The Chopin Ballades & Scherzos

録音1959年3月(スケルツォ)、4月(バラード)
N.Y.マンハッタンセンター
収録時間71'24
BMG、SACDハイブリッド

Amazon(輸入盤)
Amazon(国内盤)

普通のプラケースにブックレット。

以下は国内盤のブックレットの中身
ジョン・ニュートンのライナー「リビング・ステレオのSACDハイブリッド化にあたってのテクニカルノート」日本語訳。
「アルトゥール・ルービンシュタイン、ショパンを語る」日本語訳。
ハーヴェイ・サックス「ショパン:バラード全曲&スケルツォ全曲」日本語。
ライナー「LPからSACDへ、時代を超えて生き続ける、不滅の〈リビング・ステレオ〉」日本語、その上に当時の白黒写真

聴き慣れた自分のオーディオが、グレードアップしたような高音質

 本作は、20世紀を代表するピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインが弾くショパン。「バラード全曲」と「スケルツォ全曲」を演奏しています。〈リビング・ステレオLiving Stereo〉SACDの中でも、1,2を争う人気のタイトル。
 個人的には、大げさに言わせてもらえれば、〈リビング・ステレオ〉だけでなく、数あるSACDソフトのなかでも「奇跡のSACD」だと思っています。

 それくらい、このSACDは素晴らしい音です。最新のDSDレコーディングと、なんら遜色ありません。
 百歩譲って劣るとしても、ピアノの音に含まれる「音楽的情感、倍音、厚み、芸術性」では、あきらかに現代の録音を超えるものを感じます。
 いつも聴き慣れている、自分のオーディオ・システムが、まるでグレードアップをしたかのように感じました。
 これが1959年の録音というのですから、「奇跡のSACD」というのも、あながち大げさではないかと思います。

19世紀を伝えるヴィルトゥオーソにも、うっとり

 このピアノの音にウットリしてしまうのは、もちろん当時のRCAの録音技術の完成度もありますが、ルービンシュタインの弾く音色には、19世紀から連綿と続いた、コクを伝えていると思うからです。これは現代のピアニストには、とても望むべくもありません。

 音楽性はもちろん、真のヴィルトゥオーソらしい指さばきも「スケルツォ」ですさまじい。まるで現代音楽(たとえばブーレーズのピアノ・ソナタ)のような錯覚。
 「ショパン×ルービンシュタイン」は、クラシックファンには極上の方程式でしょう。

マルチチャンネルにはオリジナル3トラック、さらに2in1の内容。

 〈リビング・ステレオ〉シリーズでは、オリジナル・テープからDSDへは、ステューダー製アナログ・テープレコーダーAriaから、介在物を可能な限り排した最短距離で、特別設計のdCSコンバーターに供給。

 マルチチャンネルは、当シリーズではおなじみの、センター・スピーカーと、左右フロント・スピーカー2本の計3本の再生。
 当時のエンジニアが録音したままの3トラック・マスターテープを、マルチチャンネルで、我々も体験できるようになったのです。「バラード」全曲と「スケルツォ」全曲のどちらも3トラックを収録。

 SACDステレオは、3トラックで聴こえるようにならって、今回あらたにステレオにミックスダウンされたもので、もちろん、こちらでも高音質は問題のないところです。

 さらに発売時は、『バラード全曲』『スケルツォ全曲』として、LPで発売されていたものを、1枚のSACDに収録。これにCD層もあるのです。
 こんなSACDが、かなりリーズナブルな価格で市場に出ているのですから、昨今の4500円というSACDもあるなかで、これまた“奇跡”と言っていいのではないでしょうか。リファレンス・ディスクにもバッチリです。

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2011.1.24