マイルス・デイビス ゲット・アップ・ウィズ・イット |
1㎝くらいの厚いプラケースに2枚収録。 ブックレットには、村井康司氏のライナーと曲解説(1996年のもの)。 メンバーは70年録音の「ホンキー・トンク」のキース・ジャレット、ビリー・コブハムから、74年のピート・コージー、レジー・ルカースまでさまざま。しかし全体は統一感がある。 |
『ビッチェズ・ブリュー』とならぶ、70年代マイルスの名作アルバム 本作は、マイルスの70年〜74年までの録音を集めたダブル・アルバム。メンバーはいろいろですが、アルバムは統一感があります。 DISK1の曲と音「He loved him madly」。どよーんと始まるレクイエム的な雰囲気。死者の声も聞えてきそうな雰囲気の前半。後半、エイト・ビートが刻まれるところから、音の重なりが気持ちよい。SACDらしい気配を感じさせます。マイルスのワウワウ・ソロは物悲しい。 「Maiiysha」。『ジャック・ジョンソン』の「ライト・オフ」とならんで、70年代で最もポップなマイルスの曲でしょう。ラテン・リズムにフルートのソロ。妖しいメロディーが美しい。 「Honky Tonk」。もろブルースの曲。マイルスはオープン・トランペットで吹きまくります。 「Rated X」。このアルバムではマイルスがオルガンを弾くのも特徴。この曲では、コード進行だけのオルガンを、延々と弾きます。しかしバックは、コンガやタブラ、シタールなどが猛烈に疾走するポリ・リズム。この差がカッコいい。 DISK2の曲と音
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