aikoのオリジナルアルバムがSACD化
いつもクラシックやロックばかりきいているオジサン(わたし)。
aikoを初めてきいたとき、
「こらー! 腹から歌わんかい! 音程とらんかい!」
と、文句が洪水のようにでてきた。
しかし、それは最初だけで、何度もきくうちに気に入ってくるから不思議なものだ。
オジサン(わたし)は、MISIAのように本格的なヴォーカルが、そりゃ好きだけど、世の中、本格的なものが沢山ある必要もないので、aikoのような歌声もアリである。
これも本格的なひとつの個性、とも思う。
曲はいいです。はい。
『暁のラブレター』をきいていくと、1曲目「熱」からズラーっと、良い曲のオンパレードである。
メロディーがいいので、きいていて飽きない。
随所にあらわれる哀愁のあるフレーズが、aikoの声にぴったりはまっている。
それから歌詞も、女のコの気持ち。若い人が好きそうだ。オジサン(わたし)だって、ちょっとキュンとくるけどね。
こういう音楽が身近にあると、若いコは洋楽なんてきかないだろうな、とつくづく思います。わけのわかんねえ英語で歌われるより、いいよ。等身大の日本人(わたしも含む)に、しっくりくる。
SACDでオジサン(わたし)に届いたラブレター
SACDはステレオ層のみである。
「aikoにSACDのクオリティはいるのかい?」
とつっこみがきそうだが、
オジサン(わたし)は弁護するわけではないけど、SACDではaikoのヴォーカルが目の前にいるように、すごくナマできこえる。
最初、
「こりゃー! 腹から歌わんかい! 音程とらんかい!」
と、ののしった歌声がいちばんのききどころ、なのだ。
いいねえ。
バンドの音もギターサウンドだけど、各パートに膨らみがあるように思う。
このSACDは、オジサン(わたし)がもらったラブレター。これからもちょくちょくきくと思います。
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2005.7.14
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