ジャンル SACD
ポップス・スーパーオーディオCD(SACD) おすすめソフトレビュー

サム・クック ライヴ・アット・コパ

SAM COOKE
SAM COOKE AT THE COPA

1964年ニューヨーク、コパカバーナでのライヴ。ギターにボビー・ウーマックが参加。

所長の聴きどころ

やっぱ、この人有名なだけあって、うまいねえ。ライヴ盤のよさが、最高に味わえるディスクです。
「イフ・アイ・ハド・ア・ハンマー」では、客に歌わせるため、次の歌詞を早口で絡ませていくところが巧みで、「うーん、ショー・マンだ!」。

“試聴機買い”もありうるぜ、の一枚

 男性ボーカルはマーヴィン・ゲイくらいしかもっていない筆者。サム・クックを初めて買いました。

 このディスク。
 とにかくオープニングからサイコー!
 第一曲「ザ・ベスト・シングス・イン・ライフ・イズ・フリー」からサム・クックがゴージャスに歌いまくる。バックのギターとブラスが、また気持ちいいのなんのって。
 ぼくはこのディスクを、山野楽器銀座店の〈SACD試聴機〉で聴いた。
 最初のトラックを聴いただけで、もう。
 試聴機なのに音ののびやかさもピンときましたね。
“ジャケ買い”ならぬ“試聴機買い”である。

 ただこのときはまだ、SACDプレーヤーはもっていなく、ハイブリッド盤なので家ではCDプレーヤーで聴いていました。
 CD層でも64年の録音とは思えない音の良さでした。もちろん今はユニバーサルプレーヤーでSACD層を聴いています。
 サム・クックのSACDはあと4枚あって、本ディスクを聴くたびに、残りも買いたいと思うのだが、なかなか。次は『ポートレイト・オブ・ア・レジェンド』あたりを狙っています、が、ほんと、なかなか。

04.3.21

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