ブラッド・スウェッド&チアーズ Blood Sweat & Tears
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BS&Tの名作がMobile FidelityからSACD化
モービルによる、69年の名盤のSACD化。
このSACDも音がいいです。
せんべい布団があるとする。それを「一日干して、ふっくらしたような音」なのです。このSACDの音は。
はちきれんばかりに、みずみずしい音がでてきます。そしてあいかわらずSACDらしい、音と音のあいだの空気感も魅力だ(そこが僕は一番好き)。ベースの迫力もすごい。
このアルバム、1969年の発売なんだけど、録音は68年なんだよねえ。それがこんな音で出てくるのだからびっくりです。
これはグラミー賞受賞作で、もちろん名作です。
「Spinning Wheel」なんて誰でも聴いたら、「ああ、あれか」と知っているんじゃないでしょうか。
このアルバムはSACDで初めて聴きました。Blood Sweat & Tearsは『3』もモービルから発売されています。こちらもよさそうですね。
2005.3.29
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