カール・リヒター伝説の69年日本ライヴが初SACD化『マタイ受難曲』『ミサ曲ロ短調』『鍵盤作品集』

クラシック

カール・リヒターが1969年に初来日した際の、NHK収録ライヴが初SACD化される。リリースされるのは『J.S.バッハ:マタイ受難曲』『J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調』『J.S.バッハ:鍵盤作品集』の3タイトル。Altusから12月中旬に発売。

カール・リヒターがミュンヘン・バッハ管弦楽団と1969年に初来日した時のNHK収録ライヴが、AltusよりSACDシングルレイヤーで発売になる。発売になるのは『J.S.バッハ:マタイ受難曲』『J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調』『J.S.バッハ:鍵盤作品集』。

音源はAltusがNHK収録音源に新規リマスターをほどこしてSACD化。シングルレイヤーの長時間収録をいかしてディスク1枚に収録されている。

リヒターの「マタイ受難曲」や「ミサ曲ロ短調」はスタジオ録音も有名ですが、この来日ライヴ盤も有名です。アルヒーフから布張りボックスで出たレコードが思い出深いクラシック・ファンも多いことでしょう。

今回のSACD化は待望のSACD化と言えます。リヒターが単独でチェンバロやオルガンを演奏したライヴが1枚になってSACD化というのもあわせて注目です。

伝説の1969年東京公演「マタイ受難曲」

カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S. バッハ:マタイ受難曲【SACD】

カール・リヒター 、 ミュンヘン・バッハ管弦楽団

1969年5月5日東京文化会館でのライヴ録音(ステレオ)

ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)

マルガ・へフゲン(アルト)

エルンスト・ヘフリガー(テノール)

キート・エンゲン(バス)

ペーター・ファン・デア・ビルト(バス)

カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団

伝説の1969年東京公演「ミサ曲ロ短調」

カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S. バッハ:ミサ曲 ロ短調【SACD】

カール・リヒター、ミュンヘン・バッハ管弦楽団

1969年5月9日東京文化会館でのライヴ録音(ステレオ)

ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)

マルガ・へフゲン(アルト)

エルンスト・ヘフリガー(テノール)

エルンスト=ゲロルト・シュラム(バス)

カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団

伝説の1969年ライヴ、バッハのチェンバロ&オルガン独奏曲を1枚に

カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S. バッハ:鍵盤作品集【SACD】

カール・リヒター

1969年4月27日の日生劇場と、5月11日の武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホールでのライヴ。

(1)J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

(2)J.S.バッハ:オルガン作品集

トッカータとフーガ ニ短調 BWV565

トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530

幻想曲とフーガ ト短調 BWV542

前奏曲(トッカータ)とフーガ ヘ長調 BWV540

パッサカリア ハ短調 BWV582

[アンコール]

諸々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール集)より 第6曲「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650

パストラーレ ヘ長調 BWV590 より 第3楽章 アダージョ

前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532より フーガ

【演奏】カール・リヒター((1)チェンバロ、(2)オルガン)