【PENTATONE】アメリカの2019年オペラ作品『ブルー』SACDハイブリッドで発売

クラシック

ジャニーン・テソリ作曲、タゼウェル・トンプソン台本: オペラ「ブルー」

PENTATONEからSACDハイブリッドが発売になる。PENTATONEがリリースするアメリカン・オペラ・シリーズの最新作『ブルー』。2枚組。3月中旬発売。

『ブルー』は2019年に作曲された2幕のオペラ。作曲はジャニーン・テソリ。彼女はリチャード・ギアが主演した映画『最後の初恋』の劇中音楽を担当するなど、現在のアメリカ音楽シーン各方面で活躍している作曲家。

指揮のロデリック・コックスはアフリカ系アメリカ人指揮者として注目の指揮者。演奏はワシントン・ナショナル・オペラ管弦楽団。

収録は2021年6月に、オペラ・ハウス「ジョン・F・ケネディ・センター」にてセッション録音。演奏はオペラのパフォーミング・アーティストにより行われた。

『ブルー』は人種差別抗議活動中に同僚の警官に息子を殺されたアフリカ系アメリカ人警官の悲劇を描いた作品。

歌詞は英語で音楽は調性があるようだ。

英語で歌われる親しみやすさは、ガーシュイン、ブリテン、ストラヴィンスキーのオペラのような印象を受ける。

またはアイブスに通じるアメリカ・クラシック音楽の系統を感じるかもしれない。

アメリカの最新のオペラを知りたい人には興味深いSACDハイブリッドである。

ジャニーン・テソリ作曲、タゼウェル・トンプソン台本: オペラ「ブルー」