フランク・ザッパが1975年に旧ユーゴスラヴィアで行ったライヴ音源によるアルバム『ザッパ 75:ザグレブ/リュブリャナ』がリリース。
CDは2枚組で、国内盤(SHM-CD)と輸入盤がリリースされる。発売は10月14日。
1975年11月21日のザグレブ (現クロアチアの首都) と11月22日のリュブリャナ (現スロベニアの首都) で2日間のみ行われた、ザッパにとって最初で最後の旧ユーゴスラヴィア公演だった。
本ライヴは、この2公演から選曲された未発表音源。曲は「ブラック・ナプキンズ」「ズート・アリュアーズ」などなど。
音源はクレイグ・パーカー・アダムス(ウィンズロー・コネチカット・スタジオ)がオリジナルのマルチトラック・テープからミックスダウン、ジョン・ポリート(オーディオ・メカニクス)がマスタリングを手がけた最新マスターを使用。
英文ブックレット(32ページ)は、ザッパの妻ゲイルとジョン・ルディアックが撮影した当時の秘蔵写真、ザッパ家のテープ倉庫管理人であるジョー・トラヴァースによるライナー・ノーツ、そのトラヴァースとレコーディング・エンジニアのデイヴィ・モイア (75年から78年までザッパ作品を担当) の対談、 そしてテリー・ボジオが当事者の目線で寄稿した解説。
国内盤2SHM-CD
ザッパ 75:ザグレブ/リュブリャナ
輸入盤2CD
Zappa ’75: Zagreb / Ljubljana
■収録曲
CD 1
1. “マナグア” (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
2. スティンク・フット (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
3. ザ・プードル・レクチャー (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
4. ダーティ・ラヴ (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
5. ハウ・クッド・アイ・ビー・サッチ・ア・フール (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
6. アイ・エイント・ガット・ノー・ハート (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
7. アイム・ノット・サティスファイド (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
8. ブラック・ナプキンズ (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
9. アドヴァンス・ロマンス (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
10. ハニー、ドント・ユー・ウォント・ア・マン・ライク・ミー? (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
11. ジ・イリノイ・エネマ・バンディット (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
12. キャロライナ・ハードコア・エクスタシー (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
13. ロンリー・リトル・ガール (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
14. テイク・ユア・クローズ・オフ・ホエン・ユー・ダンス (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
15. ホワッツ・ジ・アグリエスト・パート・オブ・ユア・ボディ? (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
16. チャンガズ・リヴェンジ (パート1) (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
CD 2
1. チャンガズ・リヴェンジ (パート2) (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
2. テリーズ・ザグレブ・ソロ (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
3. ズート・アリュアーズ (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
4. フィルシー・ハビッツ (プロトタイプ) (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
5. カマリロ・ブリロ (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
6. マフィン・マン (ライヴ・イン・ザグレブ、1975年11月21日)
7. アイム・ザ・スライム (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
8. サン・バルディーノ (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
9. ワインド・アップ・ワーキン・イン・ア・ガス・ステーション (プロトタイプ) (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
10. テリーズ・リュブリャナ・ソロ (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)
11. ズート・アリュアーズ (ライヴ・イン・リュブリャナ、1975年11月22日)