MD+G|修復された聖ヤコブ教会のヴェグシャイダー社製のオルガンによる『モーツァルトとオルガン』SACDハイブリッド

クラシック

モーツァルトとオルガン
クリストフ・シェーナー

MD+GレーベルからSACDハイブリッドで、オルガンによるモーツァルトの録音がリリースされる。

タイトルは『モーツァルトとオルガン』。12月上旬発売。

収録されるのは歌劇「フィガロの結婚」序曲をオルガンに編曲したものや、「魔笛」のアリアのオルガン編曲。

他にも自動オルガンのための曲や、リストが編曲したモテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」などヴァラエティに富んだ収録内容だ。

演奏はクリストフ・ショーナー。

使用オルガンはシュトラールズントの聖ヤコブ教会のヴェグシャイダー社製のオルガン。1945年に教会が空襲にあい、その際にパイプが盗まれてしまうという悲劇に見舞われたが、2017年から2020年かけて修復され、当時の姿を取り戻した。その修復されたばかりのオルガンによる演奏となっている。

【曲目】
モーツァルト:
・《フィガロの結婚》序曲(ジョナサン・スコット編)
・《魔笛》よりパパゲーノのアリア「私は鳥刺し」(ミクローシュ・アールパード編)
・《魔笛》より「ああ神よ、天よりみそなわし」(フリーデマン・ヴィンクルホーファー編)
・「ああ、お母さん、あなたに申しましょう(きらきら星)」による12の変奏曲(クリストフ・シェーナー編)KV265
・序曲ハ長調KV399
・トリオ ト長調 KV443
・アイネ・クライネ・ジーグ「ライプツィヒ・ジーグ」 KV574
・グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調KV356
・フーガ変ホ長調KV153
・自動オルガンのためのアダージョとアレグロKV594
・小さな自動オルガンのためのアンダンテKV616
・自動オルガンのための幻想曲KV608
・モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(リスト編)KV618

【演奏】
リストフ・ショーナー(オルガン)
ヴェグシャイダー社製オルガン、シュトラールズント聖ヤコブ教会

【録音】
2022年4月6-8日
シュトラールズント聖ヤコブ教会

モーツァルトとオルガン(SACDハイブリッド)

cover

モーツァルトとオルガン
クリストフ・シェーナー