チェリビダッケがロンドン交響楽団を指揮したライヴ盤『七つの演奏会 1978-1982』がSACDシングルレイヤー(3枚組)で発売になる。
Altusから2月上旬に発売。
今回発売になるのは、かつてProminent ClassicsレーベルからCD11枚組で発売になり、ファンを喜ばせたCDボックスのSACDシングルレイヤー化。長時間収録でディスク3枚に収録されている。
音源はチェリビダッケがミュンヘン・フィルに就任する前後の、1978年から1982年にかけて、ロンドン交響楽団とロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行ったライヴ。ステレオ録音。
これをALTUSが正規にライセンスしSACDシングレイヤー化。チェリビダッケの子息の認可を受け公式音源として発売する。
SACDシングルレイヤーのディスク3枚に、7つの伝説的なコンサートを収録している。
ロンドン交響楽団との蜜月時期を収録した本作。それが高音質で聴けることは嬉しい。ラヴェルのピアノ協奏曲ではミケランジェリが共演している。
七つの演奏会 1978-1982<完全限定生産盤>(SACDシングルレイヤー)
七つの演奏会 1978-1982<完全限定生産盤>
セルジュ・チェリビダッケ 、 ロンドン交響楽団
Disc1
ヴェルディ:《運命の力》序曲
ヒンデミット:交響曲《画家マティス》
プロコフィエフ:組曲《ロメオとジュリエット》
録音:1978年4月11日
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
録音:1979年5月31日
Disc2
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
ラヴェル:《スペイン狂詩曲》
ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
ワーグナー:《タンホイザー》序曲
録音:1979年9月18日
モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調《プラハ》 K.504
シベリウス:《エン・サガ》 Op.9
プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100
録音:1979年9月21日
ティペット:《真夏の結婚》より 祭典の踊り
録音:1980年4月10日
Disc3
ドビュッシー:管弦楽のための《映像》より イベリア
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
録音:1980年4月10日
コダーイ:《ガランタ舞曲》
ラヴェル:組曲《マ・メール・ロア》
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
録音:1980年4月13日
デュカス:《魔法使いの弟子》
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調*
フォーレ:レクイエム Op.48**
録音:1982年4月8日
【演奏】
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ*)
マリー・マクローリン(ソプラノ**)
グウィン・ハウエル(バス**)
リチャード・ヒコックス(合唱指揮**)
ロンドン交響合唱団(**)
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ロンドン交響楽団
【録音】
ライヴ録音:ロンドン/ロイヤル・フェスティヴァル・ホール