BISからSACDハイブリッドが発売されます。現代のデンマークを代表する作曲家ベント・サーアンセンによるマタイ受難曲。
デンマークの作曲家ベント・サーアンセンは1958年生まれ。
サーアンセンは2014年ころ「マタイ受難曲」を作曲したいと思うようになったそうです。曲はオスロ国際教会音楽祭とデンマーク国立交響楽団の共同委嘱となり2019年に完成。
初演は2022年3月27日。このSACDハイブリッドでも演奏しているグレーテ・ペーデシェン指揮のノルウェー・ソリスト合唱団とアンサンブル・アレグリアがオスロ大聖堂で行いました。
録音は初演前の2022年3月24-26日、オスロのリス教会にて。
SACD層にはマルチチャンネルも収録。現代音楽での「マタイ受難曲」も興味深いです。
ベント・サーアンセン: マタイ受難曲(SACDハイブリッド)
ベント・サーアンセン: マタイ受難曲
グレーテ・ペデーシェン 、 アンサンブル・アレグリア 、 ノルウェー・ソリスト合唱団
【曲目】
ベント・サーアンセン(1958-):マタイ受難曲(2019)
I. 霧のヴェールの中に(In veils of mist)
II. ベタニア(Betania)
III. 詩篇(Psalm)
IV. 嵐の夜(Wild Nights)
V. 磔刑(Crucifixus)
VI. 嘆き(Lament)
VII. 暗闇の朝課(Tenebræ)
VIII. マグダレーナ(Magdalena)
IX. ふたたび岸に、ガリラヤよ(The shore again, Galilee)
X. 霧の中へ(Into the Mist)
【演奏】
独唱:
ディテ・マリーエ・ブレイン(ソプラノ)
マーリ・アスクヴィーク(アルト)
オイスタイン・ステンスハイム(テノール)
ハルヴォル・フェステルヴォル・メリン(バス)
ノルウェー・ソリスト合唱団
アンサンブル・アレグリア
グレーテ・ペーデシェン(指揮)
【録音】
2022年3月24-26日、リス教会、オスロ(ノルウェー)