細野晴臣の初ソロ作品『HOSONO HOUSE』が発売50周年を記念して、アナログレコードで復刻される。
本作はオリジナル仕様を完全再現。歌詞カードや内袋なども当時のデザインを忠実に再現しているとのこと。
重量盤LPレコード。発売は5月25日。キングレコードから。限定プレス。
『HOSONO HOUSE』は今から50年前の1973年発表作。細野晴臣が埼玉県狭山市の通称・アメリカ村の自宅に機材を持ち込み、当時の日本では画期的なホーム・レコーディングで制作された作品。
参加ミュージシャンは細野晴臣のほかに松任谷正隆、鈴木茂、林立夫、駒沢裕城。このメンバーがのちのキャラメル・ママ、ディン・パン・アレーに繋がる。
『HOSONO HOUSE』は白黒のジャケット・デザインから地味な音楽を思い浮かべそうだが、全然そんなことはなく明るくポップなアルバムだ。
それにしても、この作品も発売から50年というのに驚く。
当時は今のような「はっぴいえんど」のブームは起きていないので、大きなレコード産業界から見ると、ひっそりと発売されて、ひっそりと好きな人だけが聴いていたアルバムかと思う。
その後も長い間、中古レコードはひっそりと売られていたが、今では中古レコードを手に入れるのは大変かと思う。今回は限定プレスなので貴重だ。
HOSONO HOUSE<50th数量限定プレス盤>
HOSONO HOUSE<50th数量限定プレス盤>
細野晴臣
Side A
1. ろっかばいまいべいびい
2. 僕は一寸
3. CHOO-CHOOガタゴト
4. 終りの季節
5. 冬越え
Side B
1. パーティー
2. 福は内 鬼は外
3. 住所不定無職低収入
4. 恋は桃色
5. 薔薇と野獣
6. 相合傘(インストルメンタル)