チェリビダッケとミュンフェン・フィルが残したワーナー音源の「ブルックナー録音集」がSACDハイブリッド化されます。
音源は2024年リマスターされ、SACDハイブリッド12枚組セットで発売。
録音はチェリビダッケがミュンフェン・フィルと演奏していた1980年代と1990年代のもの。
オリジナルは2000年以前ゆえ、16ビット(16bit/44.1kHz)デジタル録音のようですが、今回は収録できなかった倍音域(ハイレゾ)を、最新テクノロジーによる特別なプロセッサー処理により復活。広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かすことによって、定位やダイナミックさにリアル感が生み出された、とのことです。
リマスターを行ったのはタワレコSACDハイブリッド《Definition Series》でリマスターを行っている藤田厚生氏。
チェリビダッケとミュンフェン・フィルの演奏はチェリビダッケの境地が収録された録音としてクラシックファンには、CDでリリースされただけでも嬉しい録音でしたが、今回ブルックナー録音がSACDハイブリッド化されること、ファンには期待のSACDハイブリッドと思います。