ジェネシスのギタリストとして有名なスティーヴ・ハケットのアルバムが続々とSACDハイブリッド化されています。
7月にも以下の3タイトルが発売。
『Under A Mediterranean Sky』
『Surrender Of Silence』
『A Life Within A Day』スクアケット名義
最後の『A Life Within A Day』はイエスのクリス・スクワイアとのコラボアルバムで、このSACDハイブリッドには初の5.1chサラウンドが収録されているとのこと。プログレファンとしては聴き逃せないSACDです。
SACDハイブリッドは紙ジャケット仕様。
Under A Mediterranean Sky
長年の音楽パートナーであるロジャー・キングによるシンフォニックかつドラマチックなオーケストラ・アレンジをバックに繊細かつクラシカルなスティーヴ・ハケットのアコースティック・ギターがメロディーを奏で、イマジネイティヴな音世界へとリスナーを誘い、実弟であるジョン・ハケットの抒情的なフルートが花を添える。様々な異なる文化についてスティーヴ・ハケットの思考を投影したこのニュー・アルバムこそ真なるプログレッシヴ・ロック・サウンドというアーティストの信念が伝わる2021年の力作。
Surrender Of Silence
レギュラーバンドのミュージシャンは勿論、世界の様々なトップミュージシャンのサポートを得て完成させた2021年のアルバム。前作『Under A Mediterranean Sky』を踏襲したオーケストレーションと、ハケットの精緻で美しいメロディを紡ぐギタープレイや持ち前のエスノテイストに加えて、本作では、ザ・フラワー・キングスの名ベーシスト、ヨナス・レインゴールド (b) に、元フロスト* のクレイグ・ブランデル、ビッグ・ビッグ・トレインのニック・ディヴァージリオ、さらには、カンサスのフィル・イハートという現代プログレシーンを代表する3人の名ドラマーがボトムを支え、ダイナミックかつ多彩なリズムを創出している。
A Life Within A Day / Squackett
イエスとジェネシスというプログレッシヴロックシーンを代表するバンドの中心的メンバーの2人は、スティーヴ・ハケットのアルバム制作にクリス・スクワイアがゲスト参加したことを機に親交を深め、2人の新たなるユニットによるコラボレーションアルバムの制作へと向かう。プロデューサーはスティーヴ・ハケットの右腕的存在のロジャー・キング (key) が担当。ハケットのアルバムやツアーに参加しているジェレミー・ステーシー (ds) やアマンダ・レーマン (vo) が加わったアルバムは、プログレッシヴロックの王道を歩む素晴らしい仕上がりとなっている。
今回の国内リリースに伴い、オリジナルマスターから新たに制作した初の5.1マルチチャンネル収録。