細野晴臣が1977年にプロデュース、制作しながら発売されなかったリンダ・キャリエール(Linda Carriere)の幻のアルバムが7月に発売された。
CDは7月17日発売。アナログ盤LPレコードは8月3日発売。
発売されたのは、リンダ・キャリエール『Linda Carriere』。
この作品は1977年に細野晴臣とアルファレコード(当時)がプロデューサー契約を結び、その記念すべき第1作としてニューオーリンズ生まれのリンダ・キャリエールのデビューアルバムを山下達郎、佐藤博、吉田美奈子、矢野顕子らの協力で制作したものの、世界戦略を担う当時の海外スタッフの反応が悪く、不運にもお蔵入りになっていた伝説のアルバムだ。
この度、アルファミュージックに保管されていたマルチテープから本アルバムのプロデューサー細野晴臣が立ち合いの元、世界的なエンジニアのGOH HOTODAの最新ミックスが行われ、録音から47年を経て遂に商品化が実現した。
CDはアルファミュージックの創立記念日となる7月17日に、アナログ盤は8月3日にアルファミュージック創立55周年プロジェクトの一環として発売される。
なおアナログ盤は予約好調につきセカンドプレスが決定したとアナウンスが出ている。セカンドプレス分は9月初旬を予定。興味のある方はチェックを続けてほしい。
配信では6月17日にアルバムから細野晴臣作曲「Socrates」、7月17日より吉田美奈子作曲の「Loving Makes It So」の配信がスタートした。こちらも気になる方はチェックして頂きたい。
CD
LPレコード(アナログレコード)
Linda Carriere (完全生産限定盤) (アナログ盤)
<収録曲>
1.Up On His Luck
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:山下達郎
2.Loving Makes It So
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:吉田美奈子
3.Sunday Girl
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:細野晴臣
4.All That Bad
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:細野晴臣
5.Proud Soul
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:吉田美奈子
6.Laid Back Mad Or Mellow
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:矢野顕子
7.Child On An Angel’s Arm
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:細野晴臣
8.Vertigo
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:佐藤博
9.Love Celebration
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:山下達郎
10.Socrates
作詞:ジェームス・レイガン 作曲:細野晴臣