最近、オペラの新録音がSACDが出ないとお嘆きのクラシック・ファンに朗報です。
ベッリーニの歌劇『清教徒』の全曲盤がSACDハイブリッドで発売。
リッカルド・フリッツァ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団による、2023年録音です。
ベッリーニの歌劇『清教徒』は「狂乱の場」でも有名なオペラ。言わずと知れたベルカント・オペラの代表作です。
エルヴィーラを歌うのは、現在飛ぶ鳥を落とす勢いというリセット・オロペサ。そして客演コンサートマスターに白井圭が参加。
レーベルはEuroArtsから。収録時間は163分。SACDハイブリッドは3枚組とアナウンスされています。
このアルバムから音源がYouTubeに公開されています。最新録音によるベルカント・オペラをSACDで聴くのもオツなもの。12月20日発売予定なので、このSACDを聴きながら2024年の年の瀬を迎えるのもいいかも。
ベッリーニ: 歌劇《清教徒》
【曲目】
ベッリーニ:歌劇《清教徒》
【演奏】
リセット・オロペサ(ソプラノ)・・・エルヴィーラ(ヴァルトン卿の娘)
ローレンス・ブラウンリー(テノール)・・・アルトゥーロ・タルボ卿(王家に仕える騎士
エルヴィーラの婚約者)
アンソニー・クーラク・エヴァンス(バリトン)・・・リッカルド・フォルト卿(大佐、アルトゥーロの恋敵)
リッカルド・ザネッラート(バス)・・・ジョルジョ・ヴァルトン卿(エルヴィーラの伯父、退役大佐)
マルティン=ヤン・ネイホフ(バス)・・・グァルティエーロ・ヴァルトン卿(イギリスの貴族、清教徒)
シメオン・エスパー(テノール)・・・ブルーノ・ロベルトン卿(士官、リッカルドの親友)
ロクサーナ・コンスタンティネスク(メゾソプラノ)・・・フランスのエンリケッタ(チャールズ1世の未亡人)
リッカルド・フリッツァ(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
白井圭(客演コンサートマスター)
ティム・フルーク(アシスタント指揮者)
ライプツィヒMDR合唱団(合唱指揮:ティルマン・ミヒャエル)
【録音】
2023年12月、ドイツ・ドレスデン クルトゥールパラスト