エドワード・ガードナーがバーミンガム市交響楽団とシューベルトの交響曲第9番「グレート」を録音。SACDハイブリッドで発売になります。
これは2024年7月の録音で、SACD層にはマルチチャンネル(サラウンド)も収録。
リリースはChandos(シャンドス)から。発売は3月を予定。
エドワード・ガードナーは1974年、英国グロスター出身の指揮者。2011年にバーミンガム市響の首席客演指揮者、2015年にはベルゲン・フィルの首席指揮者に就任。これまでChandosからSACDハイブリッドがリリースされています。
今回収録されるのはシューベルトの交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』。
そのほかに「魔王」「夕映の中に」といった後世の作曲家がオーケストラ伴奏に編曲した歌曲や、劇音楽「ロザムテ」からの音楽など5曲が入っています。
「魔王」はベルリオーズ、「秘めごと」はブラームスによるオーケストラ伴奏版。
「ます」も入っていて、これはブリテンによるオーケストラ伴奏版。これらも非常に興味深いですね。
それらが入ってもディスクは1枚のようです。
シューベルト: 交響曲第9番、オーケストラ伴奏付きの歌曲集 他 – 交響曲全集第4集
シューベルト: 交響曲第9番、オーケストラ伴奏付きの歌曲集 他 – 交響曲全集第4集
【曲目】
フランツ・シューベルト(1797-1828):
1. ます Op. 32 D 550 – B. ブリテンによるオーケストラ伴奏版
2. ロマンス 第3番 ヘ短調 D 797 No. 3b – 劇音楽『ロザムンデ』より
3. 魔王 Op. 1 D 328 – H. ベルリオーズによるオーケストラ伴奏版
4. 秘めごと Op. 14 No. 2 D 719 – J. ブラームスによるオーケストラ伴奏版
5. 夕映えの中に D 799 – M. レーガーによるオーケストラ伴奏版
6-9. 交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレート」 D. 944
【演奏】
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)…1-5
バーミンガム市交響楽団
Eugene Tzikindelean ユージーン・ツィキンデラン(リーダー)
エドワード・ガードナー(指揮)
【録音】
2024年7月18,19日
バーミンガム、タウン・ホール
SACD層: Stereo, Multi-Channel
総収録時間:67分