PENTATONEからヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーの『ベートーヴェン&レンツ: ヴァイオリン協奏曲』がリリースされます。
発売は2025年04月下旬予定。
本作のフィジカルでの発売は通常CDですのでご注意ください。
なおストリーミング&ダウンロードにて、ドルビーアトモス、DXD (NativeDSD Only), DSD64 Stereo & Surround, 192k/24 Stereo & Surround, 44,1k/16 Stereoなどがアナウンスされています。
シュタインバッハー、待望のベートーヴェン再録音
収録されるのは待望のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
シュタインバッハー自身は同曲を、OrfeoレーベルのCD(発売2009年・ネルソンス指揮アンサンブル: ケルンWDR交響楽団)に収録していましたが、今回PENTATONEで待望の再録音。
共演はグスターボ・ヒメノ指揮、ルクセンブルク・フィルハーモニー。収録は2025年7月。
同時収録は、ジョルジュ・レンツのヴァイオリン協奏曲で、これはシュタインバッハーの依頼で作曲された作品で、これが世界初録音となります。こちらは2023年の録音。
ジョルジュ・レンツは1965年ルクセンブルク生まれの作曲家。今回のヴァイオリン協奏曲は、イギリスの異色の詩人・画家ウィリアム・ブレイクの『エルサレム』の壮大な詩の中の「…to beam in distant heavens…(…遠い天を照らす…)」からインスピレーションを得て作曲されたとのこと。
レンツのヴァイオリン協奏曲は、PENTATONEのYouTubeで一部公開されています(下に掲載)。
【CD】ベートーヴェン&レンツ: ヴァイオリン協奏曲
【CD】ベートーヴェン&レンツ: ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー 、グスターボ・ヒメノ 、ルクセンブルク・フィルハーモニー
【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ:クライスラー)
レンツ:ヴァイオリン協奏曲「…to beam in distant heavens…」
【演奏】
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
グスターボ・ヒメノ(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2024年7月1、2日(ベートーヴェン)、2023年9月11~16日(レンツ)
フィルハーモニー・ルクセンブルク、大ホール(ルクセンブルク)
収録時間:80分18秒