PENTATONE(ペンタトーン)から『ゴードン・ゲッティ: 歌劇「チップス先生、さようなら」』SACDハイブリッドがリリースされます。
これはゴードン・ゲッティの4作目となるオペラで、有名な小説『チップス先生、さようなら』をオペラにしたもの。全2幕。2017年作品。
演奏はデニス・ドウビン指揮バーバリー・コースト・オーケストラ。サンフランシスコ少年合唱団、ほか独唱者たち。
SACDハイブリッドは2枚組でマルチチャンネルも収録。
収録は2024年。カリフォルニアのスカイウォーカー・サウンドにて。
輸入盤です。ブックレットの歌詞は英語。発売は6月上旬予定。
ゴードン・ゲッティ: 歌劇「チップス先生、さようなら」(全2幕)
ゴードン・ゲッティ: 歌劇「チップス先生、さようなら」(全2幕)
デニス・ドウビン 、バーバリー・コースト・オーケストラ 、レスター・リンチ 、ネイサン・グラナー
ゴードン・ゲッティの4作目となるオペラ『チップス先生さようなら』を、ネイサン・グラナー、メロディ・ムーア、レスター・リンチ、ケヴィン・ショートなどの実力派独唱者を迎え、デニス・ドウビン指揮、サンフランシスコ少年合唱団、バーバリー・コースト・オーケストラの演奏でお届けします。
このオペラはイギリスの小説家ジェームズ・ヒルトンが1934年に発表した人気小説でありこれまで何度も舞台化されてきた名作『チップス先生、さようなら』とその他の物語を基にした作品で、全2幕に仕立てられています。イングランド東部の小さな町ブルックフィールドにある男子寄宿学校の教師という職に人生の大半を捧げたチップスの心温まる物語で、数十年にわたる同校の在職期間を通しての愛や喪失、学びが綴られます。チップスと何千人もの少年たちがお互いの人生を豊かにしていくさまを見ることで、ひとりの優れた教師がもたらしうる影響の大きさを再認識させられます。
ゲッティはこのオペラの音楽と台本の両方を手掛け、主人公が人生の重要なエピソードを振り返る作品に仕上げました。チップスのキャラクターと物語に何十年も魅了されてきたゲッティにとってこのオペラの完成は長年の夢の実現となりました。
60ページ余のブックレットには歌詞(英)に加えて、各キャストのカラー写真を掲載。2枚組のSACDハイブリッド盤でリリースされます。
PENTATONE
【曲目】
ゴードン・ゲッティ:歌劇『チップス先生、さようなら』(全2幕)(2017)
台本:ジェームズ・ヒルトン著の小説『チップス先生、さようなら』(1934)を基にした内容
[Disc 1]
第1幕
1 Alma Mater, amnis pratum…
2 Chips was the soul of Brookfield.
3 Chips, my good fellow…
4 …there was Kathie.
5 Kathie, Kathie…
6 Chips, darling, it’ s started.
7 Somehow I walked the three miles back to campus…
8 I suppose I was the first…
9 Call-over: Wayne, Weaver, Webb…
10 Sometimes the mood was somber…
11 There had been talk…
12 Poor Ralston!
13 Kathie, you won’ t remember…
[Disc 2]
第2幕
1 Intermezzo
2 Ralston soon went on to better things.
3 Sir, my father was… (Dream sequence)
4 Chips caught bronchitis…
5 Chips had retired from teaching…
6 When the Armistice came in nineteen-eighteen…
7 Mrs. Wickett also told me…
8 Thank you, Miss Bridges.
9 Well, you old ruffian…
10 Alma mater – I thought I heard you…
【演奏】
バーバリー・コースト・オーケストラ
デニス・ドウビン(指揮)
サンフランシスコ少年合唱団(音楽監督:イアン・ロバートソン)
メリヴェール:レスター・リンチ(バリトン)
チップス先生:ネイサン・グラナー(テノール)
キャサリン:メロディ・ムーア(ソプラノ)
フォークナー:マイケル・ジャンコスキー(テノール)
ウェスト:ブルース・ラメカー(バリトン)
ラルストン:ケヴィン・ショート(バス・バリトン)
リヴァース:ケヴィン・ショート(バス・バリトン)
グレイソン:ケヴィン・コース(バリトン)
メイナード:サミュエル・ファウスティン(テノール)
リンフォード:メロディ・ムーア(ソプラノ)
【録音】
2024年2月7-13日、5月5日、8月19・20・24日、スカイウォーカー・サウンド、カリフォルニア(アメリカ)
収録時間:[Disc 1] 52分10秒 / [Disc 2] 62分26秒
DSD マルチチャンネル クラムシェルボックス仕様