ジョルディ・サヴァールがJ.S.バッハの『ヨハネ受難曲』を録音しました。SACDハイブリッドで発売。マルチチャンネルも収録です。
録音は2024年3月25-28日、カタルーニャ州カルドナにあるサン・ビセンス教会。
サヴァールによるバッハの宗教曲はこれまで、(以下タワーレコードへリンク)『ミサ曲ロ短調』『クリスマス・オラトリオ』『マルコ受難曲』とリリースされてきました。有名な『ヨハネ受難曲』もどんな演奏か楽しみです。
サヴァールが、ヨハネ受難曲を録音しました。霊的な深遠さと音楽的ヴィルトゥオジティを兼ね備えた、宗教音楽の頂点の一つである《ヨハネ受難曲》。ジョルディ・サヴァールの霊感あふれるタクトにより、厳かさと純粋な感情表現とを融合させた、新たな次元を獲得しています。
合唱の豊かな響き、そしてアリアの美しさをとりわけ際立たせた、優しくも美しい音色が印象的。学究的でありながら聴き手に開かれたアプローチは、この作品の、現代の私たちとの共通点を鮮やかに浮かび上がらせ、三世紀を経た今なお人々の心を打ち続ける理由を実感させてくれます。
ピラトが群衆にイエスかバラバかを選ばせる場面の後のバスのアリオーソ「Betrachte, meine See(l 思い見よ、わが魂よ)」の、リュートやヴィオラ・ダ・ガンバの器楽の美しさは格別です。
全体に大変に響きのよい教会で演奏されているため、アリアでの小編成器楽での、それぞれの楽器の音色が際立って美しく響きますし、群衆の合唱も大変に効果的。終曲のコラールの美しいハーモニーには、サヴァールにしか放てない救いの光に満ちています。
エヴァンゲリストのヤン・ペトリカはワルシャワの音楽一家に生まれたテノール。バロック音楽を中心に、現代の作曲家ともコラボレーションしております。サヴァールのヨハネ受難曲のツアーでもエヴァンゲリストを務めておりました。
ジョルディ・サヴァールは、2026年1月に、これまでの多岐にわたる業績をたたえて、カタルーニャ出身者として初めて、さらに古楽界ではアーノンクールに次いで2人目となる、音楽界のノーベル賞とも言われるエルンスト・フォン・シーメンス音楽賞を受賞しております。
(ALIA VOX)
J.S.バッハ: ヨハネ受難曲 BWV245

ジョルディ・サヴァール 、ル・コンセール・デ・ナシオン 、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
J.S.バッハ: ヨハネ受難曲 BWV245
【曲目】
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV 245
【演奏】
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ヤン・ペトリカ(エヴァンゲリスト)
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ラファエレ・ペ(カウンターテナー)
フェラン・ミティアン(テノール)
マティアス・ヴィンクラー(バス)
クリストフ・フィラー(バリトン)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン
【録音】
2024年3月25-28日、サン・ビセンス教会(カタルーニャ州カルドナ)
収録時間:110分22秒
SACD層:Stereo / Multichannel


