![]() クール・ストラッティン |
オリジナルどおり4曲収録。 ・クール・ストラッティン 収録音源(ステレオ) ・リニアPCM 96kHz/24bit 解説はペラの二つ折り
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ジャケットのほうがおなじみの人気盤のBlu-ray Audioジャズ・ファンにおなじみのソニー・クラーク『クール・ストラッティン』がBlu-ray Audioでリリースされました。 本作は1958年録音。メンバーはピアノのソニー・クラークのほかには、トランペットのアート・ファーマー、サックスにジャッキー・マクリーン、ベースがポール・チェンバース、ドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ。 本作は本国アメリカよりも日本でのほうが人気が高かった、という話は良く聞きます。 ![]() LPジャケットでなくても、飾り方でオシャレに。雑貨風に置くといいかも 聴けば聴くほど味がでる「自然体のジャズ」 で実際に聴いてみると、確かにいいです。 あるのは「自然体のジャズ」という感じでしょうか。 とはいえ入門的なジャズともぜんぜん違います。そこがこの『クール・ストラッティン』の面白いところでしょう。 ![]() 左が二つ折りの簡単な日本語解説。ディスクはブルーノート・レーベルのピクチャ メンバーの好プレイ、そのあとクラークのピアノに 『クール・ストラッティン』が自然体なら、リーダーのソニー・クラークも自然体な気がします。 で、ソニー・クラークは彼らの間で(中央あたり)、ちょっと地味なピアノをやっているイメージですが、それでも時折ソロで聴かせるべき時がくると聴かせます。 Blu-ray Audioの音アナログ・レコードを持っていないので、比べられませんが、Blu-ray Audioの音は、やはり繊細でまろやかだなあと思いました。音のエッジも柔らかい気がします。トランペットやサックスのハモリが綺麗。ドラムもどっしりした音像です。フィーリー・ジョー・ジョーンズのリム・ショットもカッ、カッ、ときます。 それでもアナログ・マニアからすれば、“アナログ・レコード特有のコク”という秘伝のタレが薄いと思うかもしれません。しかし、Blu-ray Audioはこれはこれで、十分に『クール・ストラッティン』をいい音で聴ける手段になると思います。 先にも書いたように、このBlu-ray Audioをかけて時を過ごすことは多そうです。ジャズの心を持って聴けば、アナログもBlu-ray Audioも同じように楽しめると思います。 ![]() |
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