リチャード・ティー インサイド・ユー |
普通のプラケースにブックレット。 リチャード・ティーのヴォーカルは、「エロさのなくなったバリー・ホワイト」のよう(笑)。 |
亡きリチャード・ティーのソロ・アルバム あのフェンダーローズの響きは忘れることはできません。今は亡きリチャード・ティーのソロ・アルバムのSACDです。 でもこのアルバムは、ジャズというよりもポップスに近いテイストです。ピアニスト、リチャード・ティーが歌うヴォーカル曲とインスト曲を交互に置いた構成。そのインスト曲も歌心ある曲なので、“ジャズっぽい”ポップス・アルバムとも言えると思います。 実際、ヴォーカルをドナルド・フェイゲンがとれば、スティーリー・ダンと思わせるような、カッコよくてタイトな演奏が繰り広げられます。ストリングスと女性バックの入りも、スティーリー・ダンぽいかと。 もちろんリチャード・ティーの揺れ動くフェンダー・ローズ、ピアノ・プレイも満喫。個人的にはメンツのちかいザ・ガット・ギャングのアルバムより、このアルバムのほうが好みです。 暖かい部屋で、冷えたアイスクリームを食べるような味わい音 音は、イッパツで80年代を思い出させる硬質系(とくにスティーヴ・ガッドのドラム)。デジタル録音風なニュアンスです。 このSACDの音はオツです。 リチャード・ティー関連のSACD
2012.2.24
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