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Eagles
普通のプラケースにブックレット。日本語の白黒冊子も入っている。 冊子には、各曲の音を詳しく解説した武田昭彦氏のライナー、堤潔氏の当時のワーナーレコードのエッセイ。英語歌詞と日本語対訳。 サラウンドについて |
70年代ロックの名盤でありながら、70年代ロックの高音質盤『ホテル・カリフォルニア』のSACDを聴くと、本作が「70年代ロックの名作」であるばかりでなく、「70年代ロックの優秀録音盤」であることに気づきます。 まず、2chステレオで聴いてみました。 そしてドラムが入るところで、音は重厚になります。 サラウンドで『ホテル・カリフォルニア』が究極の癒しアルバムに 僕は『ホテル・カリフォルニア』を「ロック的な刺激」を求めるのではなく、「リラックスするために」聴いてきた気がします。 マルチチャンネルは、全方向からの360度サラウンド。リード・ギターでさえ、ときに惜しげもなくリアに回します。全体へ広がるようなリア・サウンドで、単純に「前後、左右の音」と説明できない、うまいサラウンドです。 サラウンドで聴く『ホテル・カリフォルニア』は、音のおもてなしが2ch以上に感じられます。空間は、暖かい宿でくつろぐようで、文字どおり「究極の癒しアルバム」となった気がします。 ワーナーのSACD![]() |
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