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ラヴィ・コルトレーン マッド6

Hybrid
国内盤、Eighty-Eight's

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ジョン・コルトーレーンの息子、しかし演奏は名前負けしていない

 本作の初リリースはSACD専用ディスクだったのですが、SA-CD/CDハイブリッド盤になって再発売されました。
 アーティスト名に「コルトレーン」とあり、もしや、と思ったらやはりラヴィ・コルトレーンはジョン・コルトレーンの息子でした。息子もテナー・サックス、ソプラノ・サックスを吹くんですね。
 Eighty-Eight'sに吹き込んだこのSACDは2002年録音。オリジナルのほか父コルトレーンの作品も取り上げています(父親のことばかり書くと本人は気を悪くしそうですが、やはりこれだけ偉大な人の息子だとしょうがないでしょう)。
 とはいえ、ラヴィ・コルトレーンの演奏を聴くと、けっこういいのでビックリしました。「この人、コルトレーンの名前を隠しても十分やっていけるよ」と思いました。
 ラヴィ・コルトレーン、それからピアニストのふたり、George ColiganとAndy Milneのプレイは、50年代や60年代のジャズのような熱いねっとり感、グルーヴ感があるんです。
 それでいて、高音質で有名なEighty-Eight'sレーベルですから、音は2002年のいい音。SACDならではのアナログ的な高音質が楽しめるジャズです。

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2008.11.5