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グレース・マーヤ イパネマの娘

Hybrid DSD Recording
2008年発売。国内盤
ソニーミュージック

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ケースはデジパックです。

ボサノバ+高音質のサウンド・シャワー

 グレース・マーヤの最新作、今回はボサノバの名曲による作品です。例によってDSDレコーディング、ハイブリッドです。SACDはステレオのみの収録。

「珠玉のメロー・サウンドは夏の贈りもの!!」と帯に書いてある通り、夏は冷や麦とボサノバがいいですね。
タイトル曲「イパネマの娘」などはもちろんですが、スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」やレオン・ラッセルの「マスカレード」なども、ボサノバ風にして収録してあります。こういうのが入っていると、ちょっと雰囲気が広がっていいですね。普通の曲をボサノバにすると、すごくカッコよくなること多いです。
聴いていくと、3曲目の「コルコヴァード」あたりから、歌、バッキングとも調子が出てくる感じがする。別に順番どおり録音したわけではないだろうけど、そんな風に思いました。それ以降ラストの「マスカレード」まで、ボサノバのカッコいいリズムを高音質な音を楽しめました。
 細かいことはぬき、「ボサノバ+高音質」のサウンド・シャワーにひたりたい人には、オススメかと思います。

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2008.8.8