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SACDhybrid タニア・マリア
カム・ウィズ・ミー


TANIA MARIA
COME WITH ME

Amazon

Hybrid Stereo/Multi-ch
輸入盤 Conord picnte

普通のプラケースが、透明ビニールケースのなかに入っている。

ブックレットは4つ折のペラ紙。
写真はなくライナーとタニア・マリアの一文があるだけ。

オーディオ頭がゼロになる、ノリノリの音楽とサラウンド

 タニア・マリアはブラジルの、シンガーでありピアニストでもあります。ラテン・ジャズのリズムに乗せて、歌い、スキャットし、ピアノを弾きまくります。

 このSACDは、ジャズのレーベルConcordからのリリース。
 マルチチャンネルも収録していて、1曲目「Sangria」の冒頭から、コンガがいち早く、リアから飛び出し「360度サラウンド全開」です。

 タニア・マリアの音楽は、ブラジリアン・ジャズですが、ときにラテン・ロックのようでもあります。あのサンタナのようなラテン・ビートが炸裂します。
 と思えば、タニア・マリアのヴォーカル、スキャット、ファンキーなフェンダー・ローズを聴くと、今度はチック・コリアのリターン・トゥー・フォーエヴァーの、カモメのジャケットの「楽園的サウンド」も連想しました。

 つまり、このSACDを聴いていると、本当に楽しくてしょうがない。 音に弾力があり、高音質ということは、はやばやと納得。
 あとはノリノリの音楽、心地よい360度サラウンドで「オーディオ頭がゼロになる」と言えましょう。
 たまには元気をだすために、ビタミン剤のようなSACDを、ひとつは持っていたいもの。この『カム・ウィズ・ミー』はそんなSACDだと思います。

B00008WI99
タニア・マリア/Come With Me

2013.4.23