![]() オーディオ・チェックSACD |
右にも書いたとおり、2ch(SACDとCD)とマルチチャンネルでは、収録メニューが、それに応じてちがうものが入っている。 普通のプラケース。 ブックレットには、2ch(SACDとCD)とマルチチャンネルそれぞれ、各チェックの解説がつく。 |
民生初、2chとマルチチャンネルをチェックできるSACDこれは2ch(SACDとCD)とマルチチャンネルで、オーディオチェックができるディスクです。いろいろなチェックメニューが入っていますが、そのなかの一部を紹介します。同じメニューでも、2chとマルチチャンネルで、内容が違うのも特徴です。 チャンネル・チェック1セクションは、スピーカーの接続を基本的にチェックするもの。 位相チェックセクション、これもスピーカーの接続チェックに使用。 チャンネル・チェック2セクションは、よくあるピンクノイズ(「シャーという音」)での、各スピーカーのチェック。 帯域バランスチェックセクションは、マルチチャンネルですごく参考になった。5本のスピーカーの再生レベルを、その残響の消え方でチェックできる。音像や残響が、どこかのスピーカーに偏って聞こえる場合は、再生レベルがそろっていない恐れがある、というわけである。 オーディオの健康診断、一度チェックしておくと安心かも こうして最後にデモンストレーション音源が入っている。モーツァルトのフルート協奏曲やショパンのピアノ曲、マーラー交響曲第2番その他、の断片で、それまでのチェックの成果を生かして聴く趣向ですね。 全体的な感想は、テストディスクといいながら、「聴いていても楽しい」ということだ。特にマルチチャンネルでのチェンバロによるチェックトラックは、音が動いていくだけなのに、妙にウキウキする。 ![]() |
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