サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版 ブルーレイ
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国内盤、20世紀フォックス
ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定)
ブルーレイ・コレクターズBOX (数量限定生産)
ブルーレイ
画像
1080p HD超高画質ハイビジョン
音声
DTS HD Master Sound(ロスレス・オーディオ)
ブルーレイの特典映像
多いので全部は観ていませんが、現在のジュリー・アンドリュースが当時を振り返るところが、やはり面白いです。 随所にあらわれる撮影現場の映像や写真。中でも〈ドレミの歌〉の撮影風景は、「こんな風だったのか」と感慨深いものがありました。
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『サウンド・オブ・ミュージック』がブルーレイで登場
映画『サウンド・オブ・ミュージック』が製作45周年記念ということで、ブルーレイになりました。さっそく観てみました。
SACDラボの環境は、映像はプロジェクター。スクリーンは90インチくらいで、幅1.7mくらいです。音声はSACDマルチチャンネルと同じシステム。
HDデジタルリマスター版の映像は、“一目瞭然”の繊細さ
映像はオリジナルネガを100万個以上修復したもの。フルハイビジョン映像です。
音の高音質は、聴き分けがむずかしいものですが、映像の綺麗さは文字通り“一目瞭然”です!
繊細でありながらシャープ、冒頭の高原のシーンで、ジュリー・アンドリュースの足下の草々が、繊細にゆれているところまで描写されています。
色乗りもたっぷり。それでいて諧調はまろやかで、大佐の家のヴェージュ色の壁などもしっとりしています。
余談ながら、最初ブルーレイと思い込んで、まちがって同梱のDVDを再生したのですが、にじんでいる映像を観て、「いけね、メガネをかけるのを忘れてた」と思ったり、「プロジェクターのフォーカスがずれているな」と思ったり。
もちろんメガネもかけていたし、プロジェクターのフォーカスも合っていました。それくらいブルーレイとDVDの画面では、鮮明さがちがうのでした。
「音声原盤」から初めて修復されたサウンド
『サウンド・オブ・ミュージック』の「音声原盤」は損傷が激しく、修復不能とされていました。前回のDVDリマスターでも、音声は良質のコピーを使用してのリマスターでした。
ところが、その後の技術進歩で、損傷があっても再生できる機器ができたのだそうです。なので今回はついにマスター音源からのデジタル化。「DTS 7.1チャンネル・マスターオーディオ(ロスレス)」で収録されています。SACDラボでは5.1chシステムなので、自然と5.1chで再生されます。
サラウンドといえども、拍手や鐘の音などエフェクト音も、とりわけ後方にまわしているものはありませんでした。アクション映画ではないので、これで正解でしょう。
オーケストラは、前方にゆったりと大きくひろがる感じです。もちろんひろがりは部屋全体を包みこみます。
「音声原盤」からは、今まで聴こえなかった楽器が鳴っていたそうです。同時にノイズを除去し、楽器の配置を、7.1チャンネルに組みこむため広げているところもあるとか(特典映像より)。
ヴォーカルはミュージカル映画の性質上、とりわけひきたつのですが、オーディオファンとしては、ヴォーカルのないトラック(舞踏会のシーンや、休憩シーンの音楽など)で、オーケストラ音に耳を傾けるのもアリ。スタジオで鳴っているような空気感を感じ、「映像はおとぎ話のようでも、音楽は生身の人間が演奏しているんだな」と、あらためて思ってしまいました。
映画館で観た『サウンド・オブ・ミュージック』が、ついにブルーレイで家でも楽しめるようになったのは、うれしい限りです。映像と音楽を満喫するために、何度も観てしまいそうです。
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高音質ファンのためのブルーレイプレーヤー
 2010.12.28
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