40周年記念版ディレクターズカット
ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間
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ウッドストック
愛と平和と音楽の3日間
アルティメイト・コレクターズ・エディション
国内盤、2枚組(1枚は特典ディスク)
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特典ディスクの内容
・新たに権利をクリアされた未収録ライブ映像を初収録(約170分)
・ウッドストックの裏側を追ったドキュメンタリー(約120分)
・監督マイケル・ウォドリー、当時カメラマンのひとりとして参加していたマーティン・スコセッシのインタビュー(約30分)
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40周年記念版をブルーレイで観る
映画『ウッドストック』が、40周年記念としてブルーレイで発売されています。
ブルーレイなので、画質は1080pの高画質です。しかし他の映画ブルーレイソフトで見るように、目も覚めるような高画質に変わっているわけではありません。オリジナルのフィルム風、これで精一杯ということでしょう。
音声はドルビーTrueHD5.1chサラウンド。オリジナルに完全復元できるロスレス圧縮技術です。オーディオファンとして、オリジナルの音というのは気持ちのいいものです。
気に入ったのは5.1chサラウンド化で、音質改善に匹敵する聴きやすさを感じました。会場で演奏されているような響きに、うまく工夫をこらして製作されていると思います。このほうがリアルだし、断然聴きやすいです。
今まで未収録だったライヴを初収録
このブルーレイの第1の魅力は画質音質よりも、未収録だったライヴ映像を特典ディスクに収録しているところかもしれません。約170分とたっぷり入っています(収録映像は本欄下)。
この特典映像メニューはちょっと変わっていて、リストから自分の聴きたいものを自由に選び、まとめて再生(または保存)するという操作方法です。iPodのプレイリストのようなものです。
画像は映画と同じく1080pの高画質ですが、音声はドルビーデジタル5.1chのみと映画には及びません。それでもあまり音質の差を感じないのは、映像があるせいでしょうか。サラウンドなのは助かります。
映像は、映画ではマルチアングル風の演出でしたが、特典映像はどれも単一画面です。
個人的にはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)のライヴが一番観たかったものです。「ボーン・オン・ザ・バイヨー」「キープ・オン・チューグレン」。おなじみの曲がジョン・フォガティの太いヴォーカルであらわれました。お兄さんのトムはひたすらリズムギターです(笑)。よく考えたらCCRのライヴ自体、これで初めて観ました。
あとジミ・ヘンドリックスやザ・フーの本編ではカットされていた映像も「ああ、こんな演奏もあったのか」と興味深く観ました。サンタナの「エヴィル・ウェイズ」も熱演です。
映画、特典映像を合わせると、膨大な量のライヴです。カタログ的に好きなところを選んで観ていくのも一興かと思います。
【特典映像】収録のライヴは以下のとおり。
- Canned Heat / 「I'm Her Man」「Woodstock Boogie」「On the Road Again」
- Fish / 「Not so Sweet Martha Lor..」
- Grateful Dead / 「Mama Tried」「Tum On Your Lovelight」
- Jefferson Airplane / 「3/5 of a Mile」「Volunteers」
- Jimi Hendrix / 「Spanish Castle Magic」
- Joan Baez / 「One Day at a Time」
- Joe Cocker / 「Something's Coming On」
- Johnny Winter / 「Meantown Blues」
- MacDonald / 「Flying High」
- Mountain / 「Beside the Sea」「Southbound Train」
- Paul Butterfield / 「Moming Sunrise」
- CCR / 「Born on the Bayou」「Put a Spell on You」「Keep on Chooglin'」
- Santana / 「Evil Ways」
- Sha Na Na / 「Teen Angel」
- The Who / 「Sparks」「We're Not Gonna Take It」「My Generation」
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 2010.5.26
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