牧野良幸の本


岡崎の「聴くだけロック少年」だった牧野良幸が中学・高校で出会った70年代の音盤の数々を青春の思い出とともに、超私的な視点で描くイラスト・エッセイ。(2007年刊)
▶本の構成 ▶ページ見本

▶僕の音盤青春記 Part2 1976~1981
大学、そして社会人になった牧野良幸が出会った音盤の数々を、ちょっぴり情けない、でも笑えて泣けるエピソードともに超私的な視点で描くイラスト・エッセイ。(2011年刊)

▶牧野式高音質生活のすゝめ ~SACDからBlu-ray Audioまで高音質ソフト234レビュー
SACDラボのレビューを中心にまとめた、全国30万人の“中高年高音質ソフトこだわりオヤジ御用達”のムック。(2013年刊)
▶詳しくはこちら
牧野良幸 プロフィール
1958年、愛知県岡崎市生まれ。関西大学社会学部卒業。卒業後版画制作を始める。同時にイラストを雑誌、単行本、WEBに描く。音楽への愛着も深く、イラスト・エッセイとして「僕の音盤青春記」を『CDジャーナル』(音楽出版社)に連載中。最近はハイレゾに関するエッセイも多い。単行本に『僕の音盤青春記 1971-1976』『僕の音盤青春記 Part 2 1976-1981』『牧野式高音質生活のすゝめ』(音楽出版社) 、『オーディオ小僧の食いのこし』(共同通信社)がある。ほかに絵本や版画の個展など多方面で活動している。▶牧野良幸ホームページ
![]() 僕のビートルズ音盤青春記
|
![]() 僕のビートルズ音盤青春記
|
僕のビートルズ音盤青春記 Part 1 ~ 1962-1975 ~
![]() |
僕のビートルズ音盤青春記 Part 1 ~ 1962-1975 ~
(CDジャーナルムック) 絵と文・牧野良幸 176ページ・オールカラー ¥1800 音楽出版社 ▶Amazon リアルタイムではなかったけれど、70年代前半のソロ活動を肌で体験し、しかも細部までよく覚えている。
そんな牧野さんの、ビートルズだけの「音盤青春記」をぜひ読んでみたかったのです。版画家としての“もうひとつの顔"が覗ける巻頭グラビアも最高です。
藤本国彦 |
口絵 僕のサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(手彩色銅版画)
- 『サージェント・ペパース・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の各曲を銅版画でビジュアル化
- 最後の意味不明の言葉もビジュアル化

第一章 子供の僕とビートルズ 〜ビートルズが活動していたあの頃〜
- 1962年/鉄人になれず幼稚園で泣いた年
- 1963年/『海底軍艦』と「こんにちは赤ちゃん」の年
- 1964年/東京オリンピックと『モスラ対ゴジラ』の年
- 1965年/ビートルズ旋風とテケテケテケの年
- 1966年/ソノシートとグループ・サウンズの年
- 1967年/サンダーバードと「ブルー・シャトー」の年
- 1968年/「明治百年」と吉永小百合の年
- 1969年/東大紛争とアポロ11号の年

第二章 中学生の僕とビートルズ 〜ビートルズ解散直後の頃〜
- 坊主頭が洋楽を聴き始める/メリー・ホプキン「ケ・セラ・セラ」
- 最初のシングル、うるさいが不思議な衝撃!/ザ・ビートルズ「シー・ラヴズ・ユー」(だったか?)
- “ミート・ザ・ビートルズ”はこのレコードから/ザ・ビートルズ『ビートルズ!』
- 「アイル・ゲット・ユー」が聴けるレコード/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』(米キャピトル盤)
- 中学生にも伝わった、はちきれんばかりの生命感/ザ・ビートルズ『ビートルズがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!』
- 騒音と、つかみ曲と、同級生の名前と/ザ・ビートルズ『ビートルズ '65』
- ドイツ語の曲に惹かれたが/ザ・ビートルズ『ビートルズ No.5!』
- ビートルズ中毒がさらに深まる/ザ・ビートルズ『4人はアイドル』
- 音楽専用テープにふさわしい深淵の森/ザ・ビートルズ『ラバー・ソウル』
- ステレオであることが嬉しくて/ザ・ビートルズ『ステレオ! これがビートルズ 1& 2』
- なかったことにしたレコード/ザ・ビートルズ『ビートルズ物語』
- オリジナル・アルバムのように愛したLP/ザ・ビートルズ『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
- これしかなかった、ビートルズのベスト盤/ザ・ビートルズ『オールディーズ』
- 実験アルバムにふさわしく、新発売のテープに録音/ザ・ビートルズ『リボルバー』
- 初めて買ったビートルズのLP/ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
- 安っぽい標準テープからカラフルな音楽が/ザ・ビートルズ『マジカル・ミステリー・ツアー』
- 「カム・トゥゲザー」でビビるLPじゃなかった/ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』
- ビートルズのアイコン的レコード/ザ・ビートルズ『レット・イット・ビー』
- 大人びたビートルズのレコード/ザ・ビートルズ『ヘイ・ジュード』
- 芸術性の高いアルバムがバ、バ、バ!/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ』
- 「ヘイ・ブルドッグ」が支えたアルバムだけど/ザ・ビートルズ『イエロー・サブマリン』
- 新人“ぽーる”の偉大なソロ作品/ポール&リンダ・マッカートニー『ラム』
- 『ラム』の裏に録音した野に咲く花/ジョン・レノン『イマジン』
- LPを不当に扱ったもどかしさ/ポール・マッカートニー『マッカートニー』
- 「『ウイングス・ワイルド・ライフ』はつまらない!」/ウイングス『ウイングス・ワイルド・ライフ』
- ジョンとヨーコのシングル共演盤/ジョン&ヨーコ「女は世界の奴隷か!」
- 数少なくても存在感のあるシングル/ジョージ・ハリスン「マイ・スウィート・ロード」リンゴ・スター「明日への願い」

第三章 高校生の僕とビートルズ 〜リアルタイムの時代〜
- 禅寺の石庭のようなレコード/ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド『ジョンの魂』
- ポールが復活、一番乗り/ポール・マッカートニー&ウイングス『レッド・ローズ・スピードウェイ』
- 前触れもなく現れたベスト盤/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ/1962年〜1966年』 ザ・ビートルズ『 ザ・ビートルズ/1967年〜1970年』
- 一発屋でなかったジョージ/ジョージ・ハリスン『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
- リンゴが主役になった!/リンゴ・スター『リンゴ』
- 雲間から現れる光/ジョン・レノン『ヌートピア宣言』
- ポールの独壇場アルバム/ポール・マッカートニー&ウイングス『バンド・オン・ザ・ラン』
- カセットでポールのシングル集/カセット・デンスケ
- ジョンは確実に音楽を届けてくれている/ジョン・レノン『心の壁、愛の橋』
- 自分で弾いたビートルズ/カワイのピアノとビートルズのピアノ譜
- 70年代ロックの落日と誤解/ジョージ・ハリスン『ダーク・ホース』
- 駆け抜けたビートルズ・ロードの終了/ウイングス『ヴィーナス・アンド・マース』

僕のビートルズ音盤青春記 Part 2 ~ 1976-2015 ~
![]() |
僕のビートルズ音盤青春記 Part2 1976 - 2015
(CDジャーナルムック) 絵と文・牧野良幸 A5判 208ページ・オールカラー
50年前、リヴァプールに行った時、当地のタクシーの運転手は、ビートルズを知らなかった!? それが今は、どこへ行ってもビートルズ一色ということをこの紀行記で知って、ちょっとのぞいてみたくなった。ビートルズ好きの2人が、ロンドン・リヴァプールを巡って追体験する様子は、自分もそこに参加しているようで楽しい。イラストを眺めているだけでも興味をそそられ、4人がフット浮かんでくる。
星加ルミ子
|
本書はPart 1の続編です。
“ビートルズ熱”が一時冷めた大学時代から、ふたたび彼らに夢中になり、
ついにポール・マッカートニーの2008年リヴァプール公演と、
2015年武道館公演を体験するまでを追った
イラスト・エッセイ集『僕の音盤青春記』の“ビートルズ編”第2弾。
“ビートルズ熱”が一時冷めた大学時代から、ふたたび彼らに夢中になり、
ついにポール・マッカートニーの2008年リヴァプール公演と、
2015年武道館公演を体験するまでを追った
イラスト・エッセイ集『僕の音盤青春記』の“ビートルズ編”第2弾。
第一章 大人の僕とビートルズ 〜空白と懐古、そして新時代〜
- ミュージック・カセットとポールの逮捕事件/ザ・ビートルズ『 ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
- 復活したジョン・レノン、そして /ジョン・レノン&ヨーコ・オノ『ダブル・ファンタジー』
- ビートルズ全曲を一気に聴く醍醐味/ NHK―FM
- 久しぶりに買ったジョンのレコード/ジョン・レノン&ヨーコ・オノ『ミルク・アンド・ハニー』
- ようやく、ビートルズの初CD化/ザ・ビートルズ『 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
- 中古アナログ盤で〝ポール巡礼の旅〟/ポール・マッカートニー『タッグ・オブ・ウォー』
リアルタイムでビートルズの新曲「フリー・アズ・ア・バード」/ザ・ビートルズ『アンソロジー 1,2,3』
- 『イエロー・サブマリン』が生まれ変わった/ザ・ビートルズ『イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜』
- 僕の21世紀の〝赤盤〟/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ 1』
- 真のビートルズ・マニアならモービル・フィデリティ/ザ・ビートルズ『リボルバー』(モービル盤)
- 音が違う、ミックスが違う、オリジナルUK盤の世界/ ザ・ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』(UK盤)
- とうとう買った、あの3枚組/ジョージ・ハリスン『オール・シングス・マスト・パス』〈ニュー・センチュリー・エディション)
- ポールの枯淡の境地?/ポール・マッカートニー『ドライヴィング・レイン』
- 初めて観た、生のポール/ポール・マッカートニー『バック・イン・ザ・U・S・〜ライヴ2002』
- シンプルな『 レット・イット・ビー』/ザ・ビートルズ『レット・イット・ビー...ネイキッド』
- これでジョージを勉強せい/ジョージ・ハリスン『 ダーク・ホース・イヤーズ 1976―1992』
- アナログ盤で買いそびれた〝混沌〟と〝追憶〟/ポール・マッカートニー『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ ザ・バックヤード』『メモリー・オールモスト・フル』
- サラウンドで聴いてこその『LOVE』/ザ・ビートルズ『LOVE』
第二章 僕とイギリスのビートルズ(リヴァプール編) 〜ビートルズの故郷を訪れて〜
- ポールを観に、リヴァプールへ!
- ビートルズ誕生の地、リヴァプールに到着
- リヴァプール最初の夜にヘコむ
- ホテルでの騒動
- 再開発されたアルバート・ドック
アメリカから来た2人組
- ノルウェーの夫妻と、これが〝オビ〟ですネ!
- ビートルズ・ショップでジョンのプラモデル
- ビートルズの聖地キャヴァーン・クラブ
- エンプレス・パブはセンチメンタルな思い出
- 昼ごろ、ポールが来てたヨ
- ジョンとスチュの壁画と人情味のあるパブ
- ジョンの通った美術学校
- ひっそりと、ストロベリー・フィールズ
- ジョンが育った綺麗な家
- 今も残る床屋とダイハツ
- ジョージ・ハリスンの生家
- リヴァプールでポールのコンサート
- タクシーが拾えない!
- バスでビートルズ巡り
- リヴァプールからロンドンへ
第三章 僕とイギリスのビートルズ(ロンドン編)〜ビートルズの活躍の場を訪れて〜
まずはポールの事務所から
- ソーホーからピカデリー・サーカスまで歩く
- ビートルズが屋上で演奏した場所
- ノッティング・ヒル・ゲートの中古レコード・ショップ
- いざ、アビイ・ロード
- ポールの〝ポールらしい家〟
- あの煙突が目の前に現れた
- ジョージの住んでいたフライアー・パーク
第四章 オヤジの僕とビートルズ 〜明日に向かうビートルズ〜
- 初のリマスターは、モノラルに惹かれ/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ MONO BOX』
- ビートルズの新しい聴き方/ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ USB』
心で感じる〝新しい〟レコード/ポール・マッカ ートニー『NEW』
- 11年ぶりの来日、僕にとっては5年ぶりのポール〈アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー〉東京ドーム
- モノラルのUK盤にケジメ/ザ・ビートルズ『MONO LP BOX』
- ハイレゾで好きになったソロ作品/ジョージ・ハリスン『 オール・シングス・マスト・パス』ウイングス『スピード・オブ・サウンド』
- ポールがユーゲン、ジッコーして再来日〈アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー2015〉東京ドーム
- ついに武道館でポール〈アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー2015〉日本武道館
コラム
- 僕のビートルズ・メモリアル〜その1〝ミュージック・カセット〟
- 僕のビートルズ・メモリアル〜その2〝リヴァプールの想い出〟
- 僕のビートルズ・メモリアル〜その3〝ロンドンの想い出〟
- 僕のビートルズ・メモリアル〜その4
〝武道館のチケットとオープンリール・デッキ/『タッグ・オブ・ウォー』と『ザ・ビートルズ1』〟
![]() 僕のビートルズ音盤青春記 Part1 1962-1975 |
![]() 僕のビートルズ音盤青春記
|