ジャンル SACD
ポップス・スーパーオーディオCD(SACD) おすすめソフトレビュー

ロリー・ギャラガー
BIG GUNS THE VERY BEST OF RORY GALLAGHER(2枚組)

BIG GUNS
THE VERY BEST OF
RORY GALLAGHER

BMG Capo(輸入盤、2枚組)

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ジャケット、ブックレットは、白を基調にした大変美しいもの。ロリー・ギャラガーの使用していたギターが4つ載っている。よくみるとロリー・ギャラガーの姿もコラージュしてある。
ブックレットにはロリー・ギャラガーの写真や、言葉(英文)がわりとたくさん載っている。

ロリー・ギャラガーの2枚組ベスト盤

 アイルランドのブルース・ギタリスト、ロリー・ギャラガーのベスト盤がSACDハイブリッド盤で発売された。ソロになるまえのテイスト時代の音源を含む2枚組ベスト盤である。
 ロリー・ギャラガーは90年代に、47歳の若さで亡くなっている。
 昔から、ロリー・ギャラガーの名前は知っていたが、レコードは聴いたことはなかった。
 でも、まさかそんな前に亡くなっていたとは…。

この夏、スカッとしたいときはこれだ

 とにかく、このSACDがでたのを機会に、ロリー・ギャラガーをはじめて聴いてみました。
 1曲目の「BIG GUNS」から気に入りました。
 どの曲も、ストレートで、シンプルなブルース、ロックン・ロール。ギター・プレイは唸っているのですが、どこか親しみやすい。
 60年代から70年代をくぐってきた人なので、わたしには波長が合うみたい。
 ベスト盤なので良い曲ばかりだ。
 こんなことなら、「もっと早く聴いておけばよかった」と思うのだが、あの頃は小遣いもなかったことだし、許してほしい。
 そのかわり、このSACDは買ってから、メッチャよく聴いておりますぞ。この夏、スカッとしたいときはこれだ。

 マルチチャンネルも収録

 このSACDはマルチチャンネルも収録してある。
 演奏はシンプルなバンド演奏なので、マルチチャンネルでも賑やかなことはしない。ステレオと同様に前方で、広がって鳴る感じだ。
 ただ「Tatto'd Lady」「The Loop」での、遊園地や空港?のエフェクト音は映画並のサラウンドになっている。そこんとこ、ちょっとビックリする。
 わたしとしては切れ味のよいステレオ層のほうが好きであります。

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2004.7.27

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