
Supertramp
Breakfast In America
Amazon
2ch
24bit/96kHz
輸入盤
収録音源(各2ch 24bit/96kHz)
・PCM
・DTS-HD Master Audio
・Dolby True HD
収録曲はオリジナルどおり10曲。ボーナストラックはなし。ブックレットには歌詞だけ。
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スーパートランプ、79年大ヒット作のBlu-ray Audio
本作はイギリスのバンド、スーパートランプ(「漂流者」という意味)の6作目。1979年作品です。6作目といっても、一般の洋楽ファンにはスーパートランプ=『ブレックファスト・イン・アメリカ』と固定されているのではないでしょうか。
1979年、このアルバムから「ブレックファスト・イン・アメリカ」「ロジカル・ソング」が大ヒット。日本でもまるで邦楽のように流行ったものです。ジャケットもあまりに有名。
そんなスーパートランプの『ブレックファスト・イン・アメリカ』が2013年にBlu-ray Audioで登場。この作品の初の高音質盤です。
PCMよりも、やや柔らかい気がするDTS、クッキリしたDolby
Blu-ray Audioに収録されているのは2chのみ、サラウンドはありません。音源はLPCMと、DTS-HD Master Audio、Dolby True HD の3種類。いずれも24bit/96kHzです。
大差はないのですが、PCMにくらべるとDTS-HD Master Audioは、やや気持ち、まろやかというか、柔らかい気がしました。気持ちの範囲ですが。
それにくらべるとDolby True HDはクッキリとして耳あたりが強く感じました。音量もやや大きくなります。
最初の4曲でお腹いっぱい、のメロディアスなアルバム
それにしても、このアルバムはメロディアスです。
1曲目「あこがれのハリウッド」から「ロジカル・ソング」「グッドバイ・ストレンジャー」「ブレックファスト・イン・アメリカ」、この4曲を聴いただけで、僕はお腹一杯になってしまいます(笑)。これでもアナログA面のまだ1曲のこっているんですからねえ。
イギリスのバンドなのに、音楽性はとてもアメリカっぽく、ファルセット・ボイスなど当時のビージーズのようでもあります。かと思えば、薄い陰りがやっぱりイギリスで、これまた当時のELPの雰囲気がなきにしもあらず。
もうイギリスなのかアメリカなのか、「ポップな浮遊感」を先ほどの4曲で感じてしまうわけで、「ここはどこなの?」とジャケットのおばちゃんに訊ねてみたくなりますね(笑)
その他のBlu-ray Audio
 2013.11.8
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