[高音質(SACD)で聴くキャニオンクラシック名盤シリーズ]
朝比奈 隆 生誕100周年 ベートーヴェン交響曲全集
(国内盤、DSDリマスター。ポニーキャニオン)
朝比奈 隆/大阪フィルハーモニー交響楽団が90年代に残したベートーヴェンが、SACDハイブリッド化されました。マルチチャンネルはオーケストラの音に、潤いと広がりを感じて聴きやすいです。![]() |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第1番&第4番 今どき貴重な堂々としたベートーヴェン。第1番から第9なみのスタンスで迫ります。詳しくは>SA-CDラボ♪♪レビュー。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第2番&第8番 第2番が以降の交響曲と同じくらい雄大な曲であると教えてくれるような演奏。第8番は朝比奈らしい味付けが薄いが、これがこの曲のあるべき姿かも。それでも第4楽章の若干遅めのテンポに肉厚な味付けがほどこされている。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第3番「英雄」 第1楽章は朝比奈独特のズッシリとしたテンポ、第2楽章「葬送行進曲」は、まるで“レクイエム”のような感動。そして第4楽章ももちろん感動。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第5番「運命」&リハーサル風景 リハーサル(第1楽章)は31分も収録。リハーサルの音質も高音質なので、聴いていて面白い。朝比奈の曲に向かう姿勢は、こちらが演奏がどうのこうのと書くのもはばかれるほど。「これ、キャニオンで録音してるから、ヘタな演奏はのこせないです…」というセリフもでてきて、益々引き込まれる。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第6番「田園」 第5楽章「牧人の歌」は、もともと感動的だが、朝比奈では第九のフィナーレ並みの感動。演奏後は熱い余韻にひたる。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第7番 第1楽章のゆったりとした部分を、たっぷりと鳴らすのは朝比奈らしい。第4楽章の金管、弦、一体となった雄叫びのような盛り上がり。ブラボーと拍手。 |
![]() ![]() ベートーヴェン: 交響曲 第9番「合唱」 期待通りのズッシリ第1楽章もいいが、聞き所は第3楽章か。第3楽章終了後、間髪入れずに第4楽章に突入する。第4楽章の演奏は聞き込むとハマる予感あり。ブラボーと拍手。 |
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