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エイミー・マン バチェラー No.2

Aimee Mann
Bachelor No.2
Or The Last Remains Of The Dodo

輸入盤、Mobile Fedelity

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エイミー・マンのSACDは、このあとのアルバム『ロスト・イン・スペース』(Lost In Space)もモービル・フィデリティからSACD化されています。

才能溢れる女性シンガーの名作アルバム

 これは女性アーティスト、エイミー・マンの3rdアルバム。もちろんCDでも出ておりますが、高音質で有名なモービル・フィデリティから、2004年にSACDハイブリッド盤で発売されているのでご紹介します。

 SACDに関係なく、まずは、とてもすばらしい作品としてオススメです。
 とにかく曲がいい。全編、エイミー・マン自身の作品(エルビス・コステロとの共作もあり)。
 メロディーが“70年ロック男”の僕にもドンピシャでハマりました。わりと地味にまとめてありますが、ほんとうに隅までキチンと作曲されている名曲ぞろいだと思います。作曲、編曲ともコステロとの影響もあるのだろうか、平凡ではない、とても才能溢れる感じがしました。

 それを歌うエイミー・マンの歌声もいい。
 ここに収められている曲は、どれも短編小説のような味わいがあるとよく言われますが、彼女の歌声は、作家の告白のように淡々と歌っていくだけですが、これがとても胸に染み入ります。
 で、70年代をかなり思わせるバンドアレンジに、ポップさ(豪華さ)が的確に入っていて、曲として魅力的に出来上がっているわけです。
 とにかく自分のものとして、一生愛聴していけそうな作品。僕のなかでは、女性シンガーではキャロル・キングの『つづれおり』と並ぶくらいの作品と言ってもいいくらい。そう言えば、歌声もどこかキャロル・キングを感じさせます。これをSACDステレオの高音質で聴けるのだから最高です。音は分厚く、たいへん伸びやかでした。

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2007.6.10