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オースティン・ペラルタ マントラ

Hybrid DSD Recording
国内盤、Eighty-Eight's

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若きピアニスト、オースティンの第2作目

 『処女航海』でデビューした、若きジャズ・ピアニスト、オースティン・ペラルタの2作目です。2006年10月、ニューヨークにおけるDSDレコーディング。ハイブリッド盤でSA-CD層はステレオのみ。
 オースティン・ペラルタは1990年生まれだそうですから、2作目でもまだ若いですねえ。うらやましい(笑)。
 今回は、ヴィヴラフォンやサックスも入っていて、音がカラフルになった気がしました。オースティンのピアノは、前回と同じように、テクニックと若さが一緒くたになって放出した感じでスピード感あふれるものでした。
 「前へ前へ、早く早く」とせき立てるようなところもあり、そういうところ、若々しくて嫌いじゃないです。バックもつられてエキサイトしているのがわかります。
 ハービー・ハンコックを敬愛しているようで、今回もハンコック作の「バタフライ」を演奏しています。ペラルタのオリジナルも「マントラ」などいくつか演奏していて、それも悪くないと思いました。

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オースティン・ペラルタSACD
オースティン・ペラルタ/処女航海
若きオースティン、15歳のデビュー作
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2008.10.14