![]() サイケデリック・ピル(Blu-rayオーディオ) |
音源 ボーナス曲 音声チェックメニュー 映像 パッケージ TIPS |
ニール・ヤングの新作が、24bit/192kHzのBlu-ray Audioで本作はニール・ヤングの2012年の新作『サイケデリック・ピル』のBlu-ray Audioです。収録音源はL-PCM STEREO 24bit/192kHz。 録音はステューダーの8トラックのアナログ・レコーダーでおこなわれ、2トラックにミックスダウン、ハイレゾ音源化されました。サラウンドはなく2chのみ。 ![]() CDは2枚組、LPは3枚組だが、Blu-ray Audioは1枚に収録。さらに大曲のボーナス・トラックもBlu-ray Audioには収録。 Blu-ray Audioですが、曲の再生中にレトロ・フィルムや、風景、万華鏡のような映像が流れます。イメージ映像ですが、1曲目冒頭に若きニール・ヤングが出たり、他の曲でも若きボブ・ディランが一瞬出ます。 あとボーナス曲「Horse Back」の映像は、スタジオの録音機材、楽器を、ひとつひとつ、なめるように接写していく映像なので、ファンには観る価値ありです。「ここで録音したのかぁ〜」と。 延々と続く大曲や、メロディアスなナンバーで聴かせる快作本作はニール・ヤングの久々の快作です。前作『グリーン・デイル』(レビュー)よりも、さらにいい。個人的には70年代の『今宵その夜』以降では、一番好きなアルバムになりました(ずいぶんあいてしまいました、すみませんニール)。 本作の魅力をざっくりと言えば2つ。 2つ目の魅力は、『ハーベスト』の頃を思わせるニール・ヤング節が垣間みれます。「She's always dancing」は、ほぼ全開でしょう。 歪みまでも美しい、Blu-ray Audioの音 Blu-ray Audioの音源は、L-PCM STEREO 24bit/192kHzのみ。 音質は「繊細で微粒子」であります。 しかしこのBlu-ray Audioの「24bit/192kHz」音源は、透明と言えばいいのか、音圧を感じません。まるでChesky Recordsの高音質ジャズSACDのようにナチュラルな音圧なので、どんどん音量を上げられます。 声が重なるコーラスのところは、さすがに美しい再生音です。 MP3を嫌い、みずからも高音質にうるさいニール・ヤング。このBlu-ray Audioを聴いて、本人が高音質にこだわる理由がわかりました。 ニール・ヤングのBlu-ray Audio
![]() |
|