![]() ヤナーチェク:シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ 【オリジナル4チャンネル録音】 |
普通のプラケースにブックレット。ブックレットには、高橋昭氏によるライナー「円熟を迎えていたコシュラー」と作品解説。 ブックレットの裏表紙は、オリジナルLPの裏画面。右上に当時の4チャンネルシステム「SQ」の文字あり。 |
ヤナーチェクの管弦楽曲を、当時のオリジナル4チャンネル録音で本作はヤナーチェクの管弦楽作品のSACD。「タラス・ブーリバ 管弦楽のラブソディー」は1918年完成で作曲家中期、「シンフォニエッタ」は1926年初演で作曲家後期の作品。オリジナルLPでは「タラス・ブーリバ」がA面ですが、SACDでは「シンフォニエッタ」が先に収録されています。 録音は1977年。オリジナルは当時流行していた4チャンネルで録音です。CD時代はその4チャンネル・オリジナル・マスターからステレオにミックスされたものが発売されていました。 素朴にして十分、完成されていた70年代4チャンネル・サウンド マルチチャンネルを聴くと、当時の4チャンネルの完成度が分かります。現代録音のマルチチャンネルと、なんら遜色ありません。 また「シンフォニエッタ」の14本のトランペットを中心とする金管群の強烈な響きは豪華ですし、「タラス・ブーリバ」でのベルやオルガンの、沈鬱なたたずまいは4チャンネルでの効果はありそう。音自体は、太いというより繊細なアナログ音です。 コロムビアの〈スプラフォン 4チャンネル・コレクション〉SACD
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