![]() ラヴェル管弦楽作品集ラ・ヴァルス、マ・メール・ロワ、チガーヌ、ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ |
角の丸いプラケース。 収録曲 |
クラシックで“360度楽器配置”、今回はラヴェル クラシックで“360度楽器配置”のサラウンドを製作しているユニークなレーベルTACHTの、2013年に発売されたアルバムです。 ラヴェルの管弦楽曲は色彩感があるので、これまでのバッハ、ベートーヴェン以上に“360度サラウンド”が効果的でした。 楽器は位置の“妙”も楽しむ「ボレロ」 「ボレロ」では、小太鼓がやや後ろから登場します。 ![]()
ライナーノーツより「ボレロ」の楽器配置。右が最初のテーマを演奏する楽器群。右が2番目のテーマを演奏する楽器群。前半のソロは○の番号のあたりに現れる。
①Flute ②Clarinet ③Basson ④E♭Clarinet ⑤Oboe d'amore ⑥Trumpet + Flute ⑦Tenor Saxophone ⑧Soprano Saxophone ⑨Horn + 2Piccolo+Celesta ⑩Oboe+Oboe d'amore + Englishhorn + Clarinets ⑪Trombone 360度楽器配置は食わず嫌いだった そのほかの曲も “360度楽器配置”で聴くと楽しみが広がります。下に楽器配置の図を載せたので参考にしてください。 ![]()
「ラ・ヴァルス」。始まりが、どことなくプログレ風。ワルツが心地よい。
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「マ・メール・ロワ」。もともとムード満点の名曲。360度取り囲まれると、場面が目に浮かぶよう。
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「チガーヌ」。最初のヴァイオリンソ独奏は、前方にオンマイク気味で圧倒される。その後オーケストラが加わるとサラウンド感が出る。
TACHETのSACDレビュー
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