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木村 大(ギター) 『カデンツア17』

THE CACENZA 17
DAI KIMURA

国内盤、ソニーミュージック

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A・ヨークという人が木村大のために書いた『ムータン』。わりと好きです。
こういう明るくて、親しみやすい曲が冒頭だといいね。
あとバリオスの『大聖堂』とか有名ドコも収録してます。

SACDではギターがはえる

 木村大という青年のギターのSACDです。
 1999年の録音。当時17才だから、若いのにエライもんだなあ、と思わずにはいられない。わたしにギターをもたせたら、「禁じられた遊び」もろくに弾けないだろう。

 ギターの曲はいっとき好きで、よくCDを買った。ロドリーゴ、バリオス、武満、バッハなどが、好きでした。
 ギターは小さなオーケストラというくらい、表現力と迫力もあるけれど、チロチロ奏でている時のはかなさも好きですね。

 で、スーパーオーディオCDである。
 スーパーオーディオCDではギターがはえます。
 どんなジャンルの音楽でも、生ギターがでてくるとハッとする。
 これ、スーパーオーディオCDを聴きはじめて、すぐに気づいた。
 ストーンズでも、吉田拓郎でも、MISIAでも、みんなそう。曲中に生ギターがでてくると、スーパーオーディオCDでは特別の空気感を一緒に噴出するようだ。

 なのでスーパーオーディオCDでの本アルバムは、全編ギター。ごっつぉーだ(ご馳走だ)。
 こればっかりは、ヘッドフォンよりスピーカーで鳴らしたほうがいいですね。空間を感じられるからね。DSDレコーディングです。

木村 大のSACD
Amazonザ・カデンツァ17
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2004.6.2