![]() フューチャー・ショック |
パッケージ ボーナス・トラック メンバー |
ヒップ・ホップを取り入れたセンセーショナル作品のSACD化 本作は1983年発表。当時、音楽界に衝撃を与えた作品でした。 SACDの音デジタル系の音が支配する本作に「SACDの効果があるのか?」と思いましたが、結構、くるものがありました。 首根っこをつかまれるような、重厚なドラム音、 とにかくSACDでは、この過激なサウンドに潜む、“ピュア・オーディオ”を発見できる瞬間があると思います。大型システム、高級システムで鳴らしたら、よさそうな予感もします。 トンがっていながらも、やっぱりハンコックの音楽さて、音楽の方ですが、あまりに斬新で、当時は腰が引けていた僕も、今は普通に『フューチャー・ショック』を聴けます。 あの頃は、80年代風のドラム・ビートにあわせて、目新しい仕掛けに満たされている音楽に思いましたが、今聴くと、マイルス時代や、ヘッド・ハンターズ時代でおなじみの「ハービー・ハンコック節」をたくさん感じ取れるわけです。 5曲目「オートドライヴ」は、唯一、アコースティック・ピアノのインプロヴィゼーションが重なり、ジャズ・ピアニストのハンコックに出会えてホッとするわけですが、PCMシンセ、フェアライトCMIでさえ、ジャズ・ピアノのプレイをしているのが、今聴くとよくわかります。 ハービー・ハンコック/V.S.O.PのハイブリッドSACD
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![]() ![]() ![]() ハービー・ハンコックの代表作。ジャズ、フュージョン、ロックと関係なく、メチャノリの演奏にシビレルことでしょう。ハイブリッド盤での再発にあわせて、マルチチャンネルも新たに収録。 ![]() |
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![]() ![]() ![]() 『ヘッド・ハンターズ』をリリースしての75年来日ライヴ。アコースティックから始まる「処女航海」から、ファンク色抜群の曲にコンサートは進む。スタジオ録音以上のノリです。SACD化されない『突撃』の名曲「バタフライ」も収録。 |
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![]() ![]() ![]() 76年ニューポート・ジャズ・フェスティバルにおいて、ハービーの「60年代」「70年代初頭セクステット」「エレクトリック・ファンク期」を、おのおのバンドで演奏するという企画を収録したライヴ。 ![]() |
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![]() ![]() ![]() 『ニューポートの追想』で1回だけのつもりだったV.S.O.P.だが、大人気のためツアーをした77年の全米ライヴ。このクインテット、マイルスを引いた「引き算」クインテットと思ったら大間違い、才能溢れる5人の「たし算」クインテットです。 |
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![]() ![]() ![]() V.S.O.P.ザ・クインテットの77年、東京田園コロシアム「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ」での演奏。V.S.O.P.のライヴ盤はどれも甲乙つけがたい。他のライヴ盤でも言えるのだけど、ハービーのプレイは本当にユニークで刺激的。 |
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![]() ![]() ![]() 79年の東京田園コロシアム、豪雨の中での伝説のライヴ。ライブ盤はどれもハービーのMCに味があるが、ここでは雨を気にして観客にジョークを飛ばしたり、機材濡れによる長い中断をMCでもたせたりと、スゴイ演奏の間に、張りきってMCしています。 |
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![]() ![]() ![]() 79年来日公演『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』演奏の3日後に、東京のソニーのスタジオでレコーディングされたV.S.O.P.唯一のスタジオアルバム。聴いてみるとスタジオもライヴとかわらない。どっちも凄い。 |
