![]() 惑星(プラネッツ) Ultimate Edition |
普通のプラケースにブックレット。ブックレットには、冨田勲のライナー「このアルバムを糸川英夫氏に捧ぐ」、松山晋也氏の解説。 機材リスト Equipment List |
名作『惑星』のリメイク版がSACDで 本作は、冨田勲が70年代に発表した『惑星』を、最新デジタル機材も使用し、リプロダクションした『惑星』です。 リメイク版の特徴として、「イトカワとはやぶさ」という小品(3分24秒)を、あらたに「木星」のあとに挿入。哀愁のある旋律に、冨田勲の作曲家としての才能も感じてしまいました。この曲が、後半への橋渡しをします。 最後の「天王星・海王星」のあとは、再びオルゴールの音があらわれ、蓋が閉じられます。 かつては音に驚き、いまは「場」に驚くサラウンドオリジナルLPが当時の4チャンネル〈CD-4〉でリリースされたことからもわかるとおり、本作はサラウンドを前提にした作品です。 冨田勲が、演奏はもとより、2ch&サラウンドのレコーディング、ミキシングまで自身でおこなっただけあって、明快で力強いサラウンドを聴くことができます。ときに浮遊感さえ感じるほど。 宇宙空間のような広がりのある音から、指向性のある音までバラエティ。「水星」のように、キラキラと動き回る音もあります。 冨田氏は自身の音楽を「実況中継的音楽」と言うことがあります。 冨田勲のSACD
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