![]() バッハ:イタリア協奏曲、パルティータ第1番/第2番 |
GLENN GOULD 国内盤はソニーのSACD初期の正方形デジパック仕様。4つ折のペラ解説書には、初出のLPに掲載されていたライナーの日本語訳を掲載。 |
“グールドのバッハ、ここにあり”の「イタリア協奏曲」 本作は、グレン・グールドの数少ないSACDのひとつ。SACD専用ディスクです。 「イタリア協奏曲」は“協奏曲”と名がつくものの、鍵盤楽器だけの曲です。バッハの中でも、とりわけ明るく爽快な曲。 一般にグレン・グールドというと『ゴールドベルク変奏曲』が思い浮かびますが、“グールドのバッハ、ここにあり”と圧倒的な印象を与えるのは、この「イタリア協奏曲」やパルティータのほうではないでしょうか。デビューした頃の、溌剌としたグールドがここにはいます。 SACDの音 1959年録音ですが、音は柔らかく、ヒスノイズはほとんど聞えません。正確には、かなりの大音量にすると聞えるのですが、それも空気中に感じる程度。「シャー」という音にまでならないヒスノイズとお考えください。 グレン・グールドのSACDレビュー
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