![]() ワーグナー:ニーベンルングの指環〈ワルキューレ〉全曲 |
PENTATONE
ワーグナー・エディション |
マルチチャンネルの空間の深さでワーグナー・サウンドペンタトーンがワーグナーの主要オペラを録音した《ワーグナー・エディション》の1枚です。ベルリンのフィルハーモニーのライヴをマルチチャンネル収録しています。 マルチチャンネルで聴くと、深みのある立体的空間がステージにあらわれます。オーディオにこだわるクラシック・ファンとしては、この空間でワーグナーが聴けるだけで、もう満足。 最近はハイレゾ・ブームで 高音質を求める人も多いと思いますが、2chとマルチチャンネルでは、やはり次元が違います。 ということを思うくらい、素晴らしいマルチチャンネルの空間で聴けるワーグナー・サウンドがこのSACDでした。オーケストラの重厚さや、声楽の広がりが、ベッタリとせずリアルに響きます。
ワーグナーのオペラでは人気作『ワルキューレ』 本作はSACDハイブリッドの4枚組。トータルで3時間36分です。「うわ、長い」とお思いの方もいるでしょう。 第1幕のジークムントとジークリンデの二重唱の陶酔感。 それでも全曲は通してなかなか聴けませんから、4枚のディスクを、1回に1枚聴くことにして楽しんでおります。ディスク1が第1幕、ディスク2と3(短め)が第2幕、ディスク4が第3幕です。 初心者に、ワーグナーを楽しむコツ最後に、SACDラボなりの、初心者がワーグナーのオペラを楽しむコツを書いてみます。 まず「管弦楽曲として聴く」。 あと「好きな場面を見つける」があります。 では、ペンタトーンの高音質サラウンドで、どうぞ『ワルキューレ』をご堪能ください。 SACDレビュー
![]() |
|