ベルイン・フィルの自主レーベルから、LPレコード17枚組による『マーラー: 交響曲全集』が発売になります。
これはベルリン・フィルと8人の指揮者による、マーラーの9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、フィルハーモニーでのライヴ収録したもの。まず2020年に「10CD+4映像ブルーレイ」のボックスで発売になりまして、そちらは現在手に入れるのが難しくなっています。
今回発売されるのは、世界限定1000セット、アナログレコード17枚組という豪華ボックスです。
指揮者はハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、そしてアバド。
どの指揮者が何番を振ったのかは下の収録曲を見てみてください。
収録年は過去10年間から選ばれており、現在の指揮者ペトレンコの第6番は2020年1月の演奏。新型コロナが蔓延する直前の演奏になります。
アナログ・ファンの方には、マニア心をそそるマーラー全集となると思うので、チェックしてみてください。
LPレコード
マーラー: 交響曲全集<限定盤>
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
17LPレコードの収録曲
【曲目】
グスタフ・マーラー(1860-1911)
LP1
交響曲第1番 55:22
ダニエル・ハーディング(指揮)
録音:2019年3月29日
LP2/3
交響曲第2番『復活』 87:09
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ルーシー・クロウ(ソプラノ)
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)
中部ドイツ放送合唱団(合唱)
リスト・ヨースト(合唱指揮)
録音:2018年12月15日
LP4/5
交響曲第3番 99:16
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)
カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮)
ベルリン国立大聖堂少年合唱団
ベルリン放送合唱団女声団員
トビアス・レープナー(合唱指揮)
録音:2014年6月13日
LP6
交響曲第4番 58:41
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
録音:2014年3月22日
LP7/8
交響曲第5番 70:27
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
録音:2018年10月27日
LP9/10
交響曲第6番 77:22
キリル・ペトレンコ(指揮)
録音:2020年1月25日
LP11/12
交響曲第7番 76:06
サー・サイモン・ラトル(指揮)
録音:2016年8月26日
LP13/14
交響曲第8番 78:12
サー・サイモン・ラトル(指揮)
エリカ・ズンネガルド(ソプラノ)
スーザン・ブーロック(ソプラノ)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
リッリ・パーシキヴィ(アルト)
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
ヨハン・ボータ(テノール)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
ジョン・レリエ(バス)
中部ドイツ放送合唱団
ハワード・アーマン(合唱指揮)
ベルリン国立大聖堂少年合唱団
ベルリン放送合唱団
サイモン・ハルシー(合唱指揮)
録音:2011年9月18日
LP15/16
交響曲第9番 89:38
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
録音:2017年12月3日
LP17 A
交響曲第10番より<アダージョ> 25:07
クラウディオ・アバド(指揮)
録音:2011年5月18日
【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
録音場所:すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ録音