クラシック・スーパーオーディオCD(SACD)おすすめソフトレビュー
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ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)/ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団 |
普通のプラケースにブックレット。ブックレットにはハーン自身による、ブラームスとストラヴィンスキーの協奏曲にまつわる話しが載っている。 |
ハーンのヴァイオリンが耳を放さない 人気ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンのブラームスとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲のカップリング。バックはサー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団です。 ブラームスでは、ヴァイオリンの存在感に、最初から最後まで圧倒されます。若さと才能が一緒くたに放出されているのでしょう。ヴァイオリンから耳が放せない。というか、ヴァイオリンが耳をはなしてくれない。 作曲家のバーバリズムをたたえたストラヴィンスキー しかし続く、ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲では、アカデミー室内管弦楽団はドンピシャの音色と演奏です。 マルチチャンネル SACDで聴くクラシックとしては、かなりの満足度です。マルチチャンネルで聴きましたが、超ナチュラルな広がり。ホールトーンは浅ので、臨場感というより、音が自然にリスニングルームに広がる。 ヒラリー・ハーンのSACD
2009.1.18
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